幻想に敗れ

　家人がテニスに行くと先週、無断で休んだので病気ではないかと心配して下さっていたらしい。それで行くに行けなかった事情を話して理解をしていただいたそうです。みな、それなりの年齢なので自分に置き換えて考えられたのでしょう。
　大阪では知事の人気投票のような衆議院議員選挙が終わり、当選した議員の能力も未知のまま、指し手の党の駒となって盤上の存在としてある一定の価値を示すのでしょう。新聞連載小説のストーリーは先々まで読めていたけれど今回、維新の会の躍進を読めなかった。要はいつも同じことの繰り返ししかしていない既成政党（自民党、民主党系）に嫌気がした結果でしょう。米国で共和党系トランプ前大統領が何かしら今の閉塞感を打破してくれるように思い、支持する（した）のに似ている。しかし、誰がトップになろうと今の閉塞感を打ち破ることは難しく、淡い期待に過ぎない。結局、自分が過去と決別して変わらねばならない。政治に期待してもダメだと自分ペースでの自分の目標を定めてそこに自分の力を集中することで人生の満足感を得ていくしかないように思う（選挙で今の社会が変えられるとの幻想に敗れて。～もともとなかった幻を追っていたのかも）。

　今日の夕食は、


　◆鶏もも肉のトマト煮　◆キャベツのコールスロー　◆長いものピザ風　◆きんぴらゴボウ　◆じゃが芋ポタージュ　◆ご飯
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　参考：既成と既製の違い
　既成と既製はどちらも既にできあがったものという意味では同じですが、「成」と「製」の違いは形のあるもの（服やカーテンなど）に対し「製」で、ないもの（概念や事実など）に対して「成」を使う。 対義語は既成が未完で、既製（レディー・メイド）が注文（オーダー・メイド）です。
　　　　幻想と理想の違い
　幻想は実際にはないのにあるように見える幻〔まぼろし〕に心が惑わされ、またその幻影を追いかけ、存在さえ疑わしいことに強く心にイメージを浮かべること。 理想は理性によって現実世界の中で考えうる最も完全な状態であり、実現したいと願う最善の目標あるいは状態のこと。