文化の日に文化勲章受章者の皇居で親授式が行われ、文化功労者の顕彰式が明日、都内ホテルで行われる。また、各都道府県でも文化功労賞知事表彰の受賞者などが決まっている。そして秋の叙勲で関西は524名も決まった。私には関係ないので勝手に言わして貰えれば功を成し遂げた人達だから年齢的にも高齢者ですし、これからさらに新しく研究や技術の開拓に励む力はさほど残っているようには思えない。だから、次の後輩の人達の励みなると受賞者は述べることが多いが本当だろうかと思う。これらの表彰(名誉)を受けるために仕事をしてきたのであろうか。表彰を受ける実績は自身がその仕事が楽しくて究極まで窮〔きわ〕め尽くした結果からではないのでしょうか。ノーベル賞の特別な場合を除いて功労者や叙勲なども段階的に上位を得ていくシステムである。そのために市、県、国の多くの人が毎年、事務方として推薦や選考に関わっている。その工数は膨大であると推測する。本当にそれに見合うものがあるのでしょうか。逆に言えば表彰制度は与える者の権威付けでもある。もちろん、それが受賞者の権威付けにもつながるのですが…。北朝鮮の軍人さんがいくつもの勲章を軍服に付けた姿をTVで見ることがありますが、私は笑っちゃいます。勲章がなくても顔や態度、振る舞いにその人の功績が滲み出るように思います。これは多分、貰えない者の僻〔ひが〕みでしょうね。
◆鰆と鯛の西京漬け ◆炊き合わせ ◆なます ◆蛤(千葉産)のお吸い物 ◆ご飯
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11月4日 訂正:都内ホテルで ⇒ 皇居で /昨年は 都内ホテルで した。