紅葉や桜の葉が殆ど落ちた。だからカメムシの居場所が無くなったので洗濯ものに隠れたのか、洗濯ものを取り入れようとベランダに出るともうカメムシの臭〔くさ〕い匂いがする。どこにいるのかと洗濯ものを一つ一つチェックするとタオルの中に居た。はたいて落とすと何処かへ飛び去ったが匂いはなかなか消えない。部屋の中に入れるのは躊躇〔ちゅうちょ〕して、少し時間をおいてから取り込みました。冬になると虫を食べる雀なども山へ移動するのか、見掛けなくなくなった。だから捕獲する天敵がいないからこんな街の中でも生き続けている。「憎まれっ子世に憚る(嫌われ者ほど、幅をきかせている)」とはカメムシのことかなと思う。嫌われ者の方から考えれば周囲から嫌われれば嫌われるほど気持ちを強く持って生きて行かねばならない環境になり、自分を卑下したり、躊躇〔ためら〕うことなく自分の思った通りに行動をしなければならない。そういう定めを持たされた者は不幸ですね。カメムシだけに責任を押しつけるのは止めましたがだからと言って好きになることはありません。農家にとっては弊害がある虫かも知れませんが私にとってはただ臭い匂いだけですから…。(東京みやげ「ごまたまご」は孫から)
◆牛肉と野菜のオイスター炒め ◆野菜サラダ ◆白菜の柚子漬け ◆わかめスープ ◆ご飯
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