NHKTVで「no art , no life」という番組を数日前に観た。この5分程度の番組に強烈な印象を受けた。番組についての説明には”既存の美術や流行、教育などに左右されず、誰にもまねできない作品を創作し続けるアーティストたち。唯一無二の作品が生まれる瞬間を見逃すな!”と書かれていた。私が観たのは自閉症の中学生の子が常に絵を描いている。ある時、書くもののない部屋に閉じ込められた。唾液を指に付け、壁紙を剥がして絵を形作っていく。何が彼を描かずにいられなくさせるのかを私は不思議に思う。でも、よく、よく考えてみれば、人生って、生きざまはartなんじゃないかと思う。アーティストと呼ばれる芸術家でなくてもスポーツ選手だって、小説家だって、経営者、会社員だって、主婦だって、みんな生活の上で自分を表現している。日常の生活のすべてが自分の表現であり、それぞれ自分の絵を描いており、artだと思えば理解できる。絵を描くことだけが、一般にartと言われる作品を作ることだけがartではないのではないか。だから、自分の生きざま、振る舞いを正しく、美しく見せられるようにしたい。誰に見せるわけでもないが…。(熊本・天草「車えび煎餅」は家人がテニス仲間からの頂きもの)
◆鶏もも肉のトマト煮 ◆大根のヨーグルトサラダ ◆焼き野菜 ◆野菜スープ ◆ご飯
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