お坊さんはこうも言われました。「生きているだけで貴重」なのだと。この言葉を聞いたことがありました。だけど、今回は心にずしっと感じられたので書きます。
この世の中で、私たち人間が人間の姿で誕生できるというのは確率的に1/1400兆という『奇跡』なのです。この奇跡の結果でこの世に誕生してきたということを忘れていました。そして自分と全く同じ遺伝子の人間が誕生するということは考えられません(但し、受精卵が2つに分かれた「一卵性双生児」は設計図・ゲノム配列が同じ)。さらに言えば同じ環境であっても感受性や、考えは違います(『エピジェネティクス』~ゲノム配列が同じでも遺伝子のはたらきに後天性の変化が起きて、違いが生じる)。自分という個性を持った人間は1人なのです。だから、自分を大切に扱わなければなりません。自分という生そのものが貴重なのです。MLB(米大リーグ)エンゼルスの大谷翔平投手(29歳)のようにならなくても十分に貴重なのです。だから、他人と比較する必要はないのです。自分なりに生き抜けばよいのです。それを感じるために『生病老死』の苦難を与えられました。生きていく上に苦労は絶えません。個性が邪魔をしたり、助けてくれたりで自分が『生病老死』のそれぞれで他人がどう言おうが自身に恥じないように振る舞えば最高の人生であったと言えるのではないでしょうか。
◆生鮭の塩麹焼き ◆なすと豚肉の味噌炒め ◆サラダ ◆わかめスープ ◆ご飯
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追記:
昨日は午後2時頃に雨が急に降り出して風も強く、吹き飛ばされた洗濯ものがあり、家人が再度洗ってくれたのでそれらはまだ乾いていませんでした。私は午後から健康相談会のお手伝いに行っていましたから何も知りませんでした。今日はよい天気でカラッとしています。午前中は家人はテニスでした。昼食時の話題は男性の新人さんが参加されて活気がありました。家人よりも一回り若いのでよく動き、反応が早く強いボールが返ってくるので戸惑ったと言う。こうやってテニスを楽しんでくれることはよいことです。