郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

生きているだけで

2023年07月11日 | 日記

 お坊さんはこうも言われました。「生きているだけで貴重」なのだと。この言葉を聞いたことがありました。だけど、今回は心にずしっと感じられたので書きます。  この世の中で、私たち人間が人間の姿で誕生できるというのは確率的に1/1400兆という『奇跡』なのです。この奇跡の結果でこの世に誕生してきたということを忘れていました。そして自分と全く同じ遺伝子の人間が誕生するということは考えられません(但し、受精卵が2つに分かれた「一卵性双生児」は設計図・ゲノム配列が同じ)。さらに言えば同じ環境であっても感受性や、考えは違います(『エピジェネティクス』~ゲノム配列が同じでも遺伝子のはたらきに後天性の変化が起きて、違いが生じる)。自分という個性を持った人間は1人なのです。だから、自分を大切に扱わなければなりません。自分という生そのものが貴重なのです。MLB(米大リーグ)エンゼルスの大谷翔平投手(29歳)のようにならなくても十分に貴重なのです。だから、他人と比較する必要はないのです。自分なりに生き抜けばよいのです。それを感じるために『生病老死』の苦難を与えられました。生きていく上に苦労は絶えません。個性が邪魔をしたり、助けてくれたりで自分が『生病老死』のそれぞれで他人がどう言おうが自身に恥じないように振る舞えば最高の人生であったと言えるのではないでしょうか。

 今日の夕食は、


 ◆生鮭の塩麹焼き ◆なすと豚肉の味噌炒め ◆サラダ ◆わかめスープ ◆ご飯 
   ~  ~

  追記: 
 昨日は午後2時頃に雨が急に降り出して風も強く、吹き飛ばされた洗濯ものがあり、家人が再度洗ってくれたのでそれらはまだ乾いていませんでした。私は午後から健康相談会のお手伝いに行っていましたから何も知りませんでした。今日はよい天気でカラッとしています。午前中は家人はテニスでした。昼食時の話題は男性の新人さんが参加されて活気がありました。家人よりも一回り若いのでよく動き、反応が早く強いボールが返ってくるので戸惑ったと言う。こうやってテニスを楽しんでくれることはよいことです。


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南無

2023年07月10日 | 日記

 2日間お休みを頂きました。今日からブログを新たな気持ちで始めたいと思います。
 お坊さんのお話しを聞く機会がありました。『南無〔なむ〕』は釈迦のことばを音訳した漢訳仏教語で意訳した漢訳仏教語は『帰命〔きみょう〕』らしい。『帰命』は『礼拝〔らいはい〕』の意味があり、身を屈〔かが〕めて感謝と教えを受けることを言う。だから、『南無』とは「ありがとう」と「よろしくお願いします」の二つの意味を含んでいる。今までを感謝し、これからも相手(仏教:阿弥陀さま)に教えて下さるようお願いすることのようです(そのために、相手を尊敬し信じ従いますとの意が含まれ、さらに言えばその教えの下に勤め励みますとの自分の意気込みも入っています)。お坊さんが読むお経を聞いたり、自分で唱〔とな〕えたりしますが勉強不足で意味がチンプンカンプンで、ただ有難い釈迦のお言葉ということでしかない。だが仏教に限らず、仕事や一般生活においても人生を豊かにするために謙虚な『南無』の「ありがとう」と「よろしくお願いします」は必要ですね。

 今日の夕食は、


 ◆牛しゃぶサラダ ◆新レンコンの白和え ◆ヤリイカの生姜煮 ◆卯の花煮 ◆ご飯 
   ~  ~


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許せない自分

2023年07月07日 | 日記

 家人は忘れることが多くなったが、それが許せない性質であると自分で言う。先日のテニスコートの草取りで軍手を頂いたが、家から持って行った軍手を使い、自分のバックに貰った軍手を入れたはずだのに、それがない。今日も家電量販店に立ち寄るはずであったのに、そのまま家に帰ってしまったのでもう一度、駅前の家電量販店に行った。大した用事ではないので再度行く必要はなかったのに、忘れた自分が恥ずかしいと言うより、許せなかったようです。私なら、そんなことは簡単に許してしまう。許せないことは次への戒〔いさ〕めとなるのでしょうけれど、認知症が進めば忘れることは病気で起きるのだから仕方ないことと思わなければ、自分を責めてばかりでは鬱〔うつ〕になるかも知れないと思う。だから、どう、家人に伝えるかが問題です。小、中、高校時代、テストは常に100点満点を取ってきたわけではないでしょう。努力することは大切だけど、結果だけを求め過ぎることは狭量(〔きょうりょう〕~狭い心の持ち主)だからあなたはもっと大胆で物事に動じない人だと思っていたと言ってあげようかと思う。そして人の助言やサポートを受け入れることも考えたらと言おうとしたが、政治家はもちろん大企業だって善良な人を騙し、フェイクが横行するので人に頼っていいのですよとは言えない。この世の中、人を信じ気持ちをゆったり持つことが難しく暮らしにくい。結局、家人へのアドバイスは持ち越すことになりました。

 今日の夕食は、


 ◆盛り合わせ(ハム・せん切り入りだし巻き卵・平天) ◆なすと南瓜の揚げだし ◆七夕素麺 ◆紅秀峰サクランボとトウモロコシ
   ~ 七夕だったので 素麺は娘から、ハムは義姉からのお中元 ~


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兄弟姉妹ガチャ

2023年07月06日 | 日記

 昨日は雨に遭いました。予報通り午前中は雨は降りませんでした。午後から駅前に出掛け、その帰りは雨でした。家人は傘を持っていましたが雨に濡れながら急いで帰りました。私は傘をさしてゆっくりと帰りました。取り敢えず目的のことが出来て安心しました。雨は夕方には上がる予報でしたがずっと降り続いていました。これは家人の涙雨でしょうか。家人は心が弱いので強がります。弱い犬ほどよく吠えると言うのと同じです。けれど、犬と違うのは吠えるために知識を得て普通以上になろうともがくことでしょうか。常にもがけばそれが身に付き力になります。私はあまりもがきません。姉と弟に挟まれて小さな頃から鍛えられてきたからだと思いますが家人は末っ子ですから上に甘えて育ったからでしょうね。兄弟姉妹関係というものは何らかの形で影響するものなのでしょうね。今で言えば親ガチャがあるように兄弟姉妹ガチャがあり、上下関係の立場から性格や行動に出てくるように思います(よい面も悪い面も)。

 今日の夕食は、


 ◆なすとミートのスパゲティ ◆サーモンマリネ ◆ヤリイカのジェノベーゼ ◆レンコンサラダ 
   ~  ~


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ひとり言

2023年07月05日 | 日記

 最近、家人は「疲れた、疲れた」とひとり言が多くなった。口癖なのか、本当に疲れているのかが分からない。多分、半々だと思うことにしています。このように曖昧さを残して置くことは大切です。どちらか一方に決めてしまうと本当に疲れていた場合に疑っていたことになります。人間は曖昧さを嫌います。どっちつかずは心が常に不安定で注意を怠らない状況に保っておかねばならないからです。脳は面倒なことや注意力の継続を嫌がりますが…。私のひとり言は自分の名前を呼ぶことです。寂しがり屋なのかも知れないし、自分にしっかりしなさいよと呼び掛けているのかも知れません。調べてみるとひとり言ではないですが、幼児が自分のことを言うときに自分の名前を出します。常に自分がもの事の中心にいたい、自分の存在をアピールしたいという欲求からきており、まだ幼児性が抜けきれずに自立ができていないようです。やはり、ひとり言の場合でも幼児の時のように自分に不安があるから自己肯定をしたいのでしょうね。老いると子どもに返ると言いますが本当のようです。

 今日の夕食は、


 ◆じゃが芋と豚肉炒め ◆生鮭の西京焼き ◆切干し大根煮 ◆蒟蒻の真砂煮 ◆ご飯 
   ~  


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