朗詠谷石碑
飛騨ノ池の入り口に立つ石碑は、藤原公任がここ(朗詠谷)で、漢詩や和歌を集めた詩歌集『和漢朗詠集』を編集したという故事にちなんで、昭和50年に建立された。公任は晩年、世をはかなみ貴族の暮らしを捨て、朗詠谷の山荘で詩歌を友に暮らした。解脱寺で出家後も17年間この地で過ごし、76歳で亡くなった。
朗詠谷 和漢朗詠集の道 御所谷とも云う
撰者 四条大納言藤原公任隠棲地はこの付近
谷風になれすといかゝおもふらん
心ははやくすみにしものを 公任
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