一昨日に行われた『葵祭』でしたが、一番の注目は『斎王代』だと思います。
「時代まつり」などでは、歴史上の人物がたくさん登場するので、見どころが満載ですが、葵祭では、知らない人が多く登場します。
貴族風の男の人も良いのですが、観光客が待ちかねているのは、『斎王代』という女性です。
男性の行列が終わって、最後の方に女人列が登場しました。
その後方からやってくるのが『斎王代』です。
平安時代には、皇室の未婚の内親王が賀茂社に奉仕したことが始まりで、当時は『斎王』と呼ばれていました。
鎌倉時代に、それが途絶えてしまったそうですが、近代になって、『斎王』の代わりを務めるものとして、『斎王代』という役割が産まれたそうです。
『斎王代』に選ばれるのは、京都でも名家の娘さんと言われています。
厳しい選考があって、なかなか選ばれるのは大変なようです。
今年の方は、壬生寺の管主の娘さんだそうです。
さて、この方が通り過ぎると、もう後はおしまいなので、前の方へ移動して、もう一度写真を撮ろうとうろうろしました。
大勢の観光客が斎王代を一目見ようと押し掛けていました。
今年は、海外からの観光客が多いみたいでした。
まあ、何回見ても同じですね。
微妙に角度が違いますが、同じような写真ばかりになりました。
本当にすごい人でした。
もうこれで、満足しました。
人が多いので、これ以上は撮影することができませんでした。
御所から外へ出て、丸太町通りを通って、下鴨神社へと向かったようです。
これで、『祇園祭』『時代まつり』『葵祭』と三大祭りを見ることができました。
私は、近くのお店に入って、おいしいとんかつを頂きました。
なかなかおいしいとんかつでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます