ミドルシニア的な自分らしい幸せな暮らし方

事例案件3000件以上の経験を持つ住まい&収納デザインのプランニングプロが日常の気づきを面白おかしく綴る日記

ちょっとしたお話(ナイことの素晴らしさ)

2009-06-18 | 感動
時の人・・・

最近盲目のピアニストや、
耳が聞こえず言葉がしゃべれない筆談の銀座№1ホステス・・と

何か・・人と同じものを「持っていないからこそ」
凄いものが表現できる人たちが認められていますね。

朝のTV番組で紹介されていたのですが、ご覧になられましたか?
素晴らしい人たちでした


しかし・・・

あのお二人には共通点があるように感じましたね。
それは、人並ならぬ「努力」
「努力」というよりは、「楽しくて仕方ないので頑張ってしまう」
というような情熱のようにも思いました。


天才ピアニストを育て上げたご両親は、
障害を持って生まれたいとしいわが子の将来に
不安や絶望があったに違いないですね。
でも、そのお母さんは・・彼が、2歳の時に耳で聞いただけで
音をピアノで正確に出すことができるわが子の才能を見逃さなかった。
ここがポイントですね・・
わが子の「良い所」をしっかり見極められたのでしょうか・・

そして目の不自由な彼に、風を感じさせるとことに
限りなく挑戦していましたね。
目が不自由なら・・・目で感じられないものを感じさせてあげよう。
なんという愛情なんでしょうか
その深い愛情は沢山の出会いを呼び寄せ
あのように素晴らしい人間を育て上げたのではないでしょうか。

ある意味「お母様の愛ある挑戦」だと感じました。

その期待に必死で応えるべき彼の努力は花開いたのではないかと・・
「お嫁さんをもらって両親を安心させてあげたい・・」と語る
彼の言葉には
両親への感謝と将来への夢がいっぱい詰まっているようにも感じました。


筆談の銀座№1ホステスも素敵な女性でしたね。
銀座と言えば、高級なお呑み処
有名人や各界の人たち、もちろんレベルの高いビジネスマンも・・

その人たちとの対応に必要と感じ、ビジネス本いっぱい読んでいましたね。
自分が目指すことに「必要なこと」を身につけようと努力していました。
素晴らしい努力ですね。
そして、それを心のこもった美しい「文字」で伝える。
人に勇気を与え、元気を差し上げることができる。
将来は自分と同じような障害を持った人たちのために
何かしたいというヴィジョンを持っておられました。
素晴らしい生き方でした。

このお二人に教えられたこと

持っていないことは決してハンディーではなく
「強み」に転換できるということ。

本人の努力(情熱)と、周りの人の降り注ぐ愛情があり
そして・・・感謝持つということ。

そこに「運」が運び込まれる・・・のかもしれませんね。


「何かがないこと」はホントは素晴らしいこと。

「自分の好きなことを好きなだけやる」

「自分を優しく抱きしめてあげる」

「この世にたった一つの花だから」

「みんなちがってみんないい」

ハンディーはハンディーだと認めたときに
その時初めてハンディーになるんでは・・・

お二人に心から「頑張って」とエールを送りたい



辞書で調べると「五体満足」の五体は、
身体の五つの部分。頭・首・胸・手・足。
頭には目とか耳とか口も属すのでしょうか・・

私は思う本当に人間に必要なものは
「五体一心満足」じゃない

こころは生まれてから育ててあげるもの。
両親に、先生に、近所のみなさんに、友人に出会いながら・・
今からでも十分育てられる。
「人は教育無ければきん獣に近し」ですもんね。
明日を思い、未来に希望が持てるのは人間だけですもんね。

育てようっと・・もっと、ワタシ
誰かのために生きられる強い自分

たとえば・・家族の誰かたった一人のためにだって
それはそれは・・一大事業ですよね・・。



今日も読んでくれてありがとう