ミドルシニア的な自分らしい幸せな暮らし方

事例案件3000件以上の経験を持つ住まい&収納デザインのプランニングプロが日常の気づきを面白おかしく綴る日記

ちょっとしたお話(涙のスイッチに感動)

2009-07-02 | 日記
整理収納アドバイザー仲間の友人が
「涙のスイッチ」というブログを書いていました。
障害を持った子供さんと隣に座った子供との
純粋なやりとりの光景を目にしてのお話でした。


少し古いお話になって申し訳ないのですが、
私の子どもたちの通っていた幼稚園(広島・呉)は、
「障害を持ったお子さんたちと一緒に育とう」という考え方がありました。

長女も、次女も、一緒に遊び育つことができました。
そのことに、今でも深く感謝をしています。
障害を持つ親御さんの、苦しみや喜びを肌で感じられるようになりました。

その幼稚園に通っていた子供たち自身は、
障害がある仲間を特別の存在だとは考えていなかったようです。
大人から見ると違いがあっても、小さい子供たちには、
大人から特別な関与を受けなければ、きっと余計な同情も特別視もないんですね。

ある日、二女が、ダウン症のI君に、家に遊びに来てもらいたいと言うんです。
私は即座に「いいよ」と言いました。
I君のお母様にお願いし、来ていただきました。

I君にとっては初めての経験のようでした。
私は二人に付き添って帰りましたが・・
何をするでもなく、手をつないで我が家まで帰り、一緒に遊んでいただけです。
普通に二女はI君にしゃべりかけ、楽しそうにしていました。

夕方、お母様がお迎えに来られ、涙を流されていたことに、
複雑な感動を覚えました。
でも、I君がいてくれるお陰で、私の子供は障害のある子供さんと、
心の壁がなく育つことができることを学ばせていただいたように思います。

その頃、一緒に幼稚園に通っていた障害を持ったお子さんとお母様の
元気なご様子を風の便りに聞くと、今も心から嬉しく思います。

隔たりがあると思った瞬間から隔たりが生じる
健常と言われている根拠は、いったい何を基準にしているのか・・。
精神が腐敗している人間の多いと言われるこの時代、
本当は純粋に、ただ純粋に生きている人間こそが
本当は健常なのではないでしょうか・・・そんなことを日々思っています。

「みんな違ってみんないい」私はこの言葉が大好きです。

助けを必要としていたら、さりげなく手をさしのべる
それが必要なだけ。
ただそばにいて好きでいる。
素晴らしい子供の発想ですよね。

久しぶりに当時のことを思い出しました



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