お薦めの本 家電の神様 江上 剛作

久しぶりに読んで面白かった本を紹介します。

大手家電メーカー（パナソニックがモデル？）を入社３年目でリストラされた轟雷太は、転職活動を諦め、
実家の母が経営する街の電気屋さんを継ぐ決意をする。
だが、そこにも大手家電量販店がライバルとなり、悪戦苦闘するという話です。

話の中には、地域とどうかかわっていくか、地方から東京に出た場合、同級生との軋轢なども書かれています。
商売なので、粗利などの用語も出てきますし、小売り・または小売り関係で働きたい人には特におすすめの１冊です。

以前「島耕作」で書かれていましたが、高齢化になれば、量販店よりも、
電話１本で来てくれる「街の電気屋さん」というのは重宝します。
そういうことも踏まえて読んでいくと、ますます面白いと思います。

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