私の働いていた職場は、結婚・出産退職が多かったですが、
若いときは、みんなのほほんと働き、アフターファイブを楽しんでいました。
なぜか私のいた課は、同期とお昼を食べずに、同じ職場の人と食堂で食べ、
食べ終わってからも、課の休憩室で、
話したり、コーヒーを飲んだり、ウノをしたりしていました。
年代も、せいぜい3つしか変わらないので、
とても楽しかった記憶があります。
※女子社員だけでしていました
そんなある日の昼休憩。
一番年下のKちゃんが、いきなり貯金金額の話を始めました。
Kちゃんは、私の3つ下。でしたが、
貯金を一番持っていました。
多分入社3年目ぐらいで300万円ぐらい貯めていました。
そのわけは、私と同い年のAさんは、大卒で、
私も彼女も奨学金と車のローン返済中。
働いた年数ではなく、借金って足かせになるなあと、
その当時思ったものです。
もうすぐ結婚するNちゃんは、見た目が優香そっくりの
可愛い容姿なこともあり、まあモテモテなこともありますが、
かなりのお洒落さんでした。
やはりおしゃれな女の子は、中々貯まりません。
先程借金の話をしましたが、家に給料を入れず、
車も買ってもらえる環境だと、
やはり貯まるのは早いです。
※Kちゃんの実家は、地元に戻ってくれたと言うことで、
車を買ってもらっています
私の住んでいる地元では珍しい、お母さんは専業主婦でした
実家がお金持ちだったのかも…
給料を家に入れる場合、親が使う家庭と、
子ども名義で貯めて、後々渡してくれる家庭とがありますが、
我が家は、親のものなっていました…
子どものころからのお年玉もそうです…
確かに、仲のいい友達の貯金を聞くのは、
ショックではありましたが、自分を奮闘させるにはよかったです。
また、数年後、ひとり暮らしの同期男性が、
「いつの間にか普通口座で100万円貯まっていた」
なんて話すので、入社6年目の時、驚いたことがあります。
でも、彼と仲のいいS君が、
「300万貯めたと聞いて、実家暮らしは早いなあって思った」
と、その時話していましたから、そこまではなかったのでしょう。
余談ですが、ちなみに彼は20代のころ、そこそこモテていましたが、
若いとき妥協しなかった影響なのか?
会社にいる友人が言うには、今も独身です。
「若いとき、自分を好きになってくれた女の子と
どうにかなっておけばいいものを」
と、友人の話に、笑ってしまいました。
若いときには、
「好きな女の子と付き合いたい」と言う人もいますからねえ。
なまじモテたことが仇になったのか?
「結婚したいけど、相手がいない」
と、飲んだ時、ポロッと言ったそうです。
まあ、あの会社で、50代で、
20代や30代の若い女性に話しかけるのは、
セクハラにはうるさいので、まず難しいでしょうしね。
まだ入社して数年ですから、貯金額を言うなんて出来ますが、
今我が家にはこれくらいあるなんて、
仲のいい友人には言えません。
のどかないい時代と言うか、いいときではあったなあと思いますね。