昨日、今年度卒業したSさんのことを書きました。
中学の頃、
「高3で偏差値40ぐらいの生徒が、
1浪して地元国立大学医学部医学科に
合格した例もあります」
と言われた時、
まだ偏差値が何たるかもわからず、
単純にすごいなあと思っていた。
でも、今考えれば、
ただ勉強を必死でしていた
というわけではなく、
かなりの茨道に入ったと言うこと。
そして、その茨道がどこでどう勉強していたのか、
先生方は知らない。
「ドラゴン桜」ではあるまいに、
そう簡単に成績は上がらない。
自称進学校と言うのは、
本当の意味は、レベルは、
中の上以上だが、
校則が厳しかったり、
進学実績が伴わない学校を言います。
学校が言うのではなく、
生徒や卒業生が使う言葉と言われています。
でも、わが子の学校は、偏差値が、
50前半なのに、
定期テストは、偏差値約70の
高校より難しい。
単純に考えれば、
わが子の通う学校のトップ層は、
東大や京大に合格しても
おかしくないわけです。
でも、そんな生徒はいません。
よくて今年は、筑波どまり。
もちろん筑波は、とても優秀な学生でないと、
合格は出来ませんが、
もともとこの生徒は東大狙いで、
足切りで筑波に進学。
浪人の道を選ばなかった。
私が学校に、
学校が指導できないのなら、
「どこの塾がいいのか？
家庭教師など雇っていた生徒はいるのか？」
と聞いても、
「わかりません」
と言う。
自分たちで指導できないのなら、
せめてそれぐらいは知っておいて欲しい。
一体今まで先輩たちはどうやって合格していたのか？
かなりベールに包まれています。
そう相談機関があれば、知りたいものです。