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老後資金 目から鱗 参考用

2024-09-25 07:47:59 | 日記

先日、友人と会った時、

友人のご両親の老後資金のことを聞き、

「そういう方法があるのか!」

と、思わず、ひざを打ちたくなりました。

 

友人は、現在大学院1年、大学2年、

高1のお子さんがいます。

上ふたりは男性、一番下が女性です。

 

実父は、元大手企業。

実母はパートで働いていました。

現在二人とも80歳近いので、年金暮らしです。

上ふたりが大学入学までは、

お祝い事など結構な金額をしてもらっていました。

例えば、高校入学30万円とか、

大学入学50万円など、

「さすが大手企業出身のお父さんだけあるなあ」

と思っていました。

そして先日、一番下の高校生が、

歯の矯正で、全部で80万円掛かる話をしたら、

「今回50万円渡すけど、

 孫にできるのはこれで最後だと思って欲しい」

と言われたそうです。

 

友人は「?」状態になり、

話を聞いてみると、

「これから年金が頼りになるので、

今までのようにポンとはお金が出せない」

と言われたそうです。

田舎の80歳近いお年寄りなので、

投資という概念はなく、

お金を増やすにはどうしたらいいのか?

考えたところ、

「年金の繰り下げ」を考えたそうです。

 

会社を退職後、

お父さんも出来る仕事を探し、

お母さんはずっとパート勤め。

通常なら、年金をもらいながら働きますが、

彼らは貯金を下ろしていたそうです。

これは、年金を増やすためです。

 

皆さんもご存じだと思いますが、

年金は繰り下げをすると、

かなり増えます。

投資をかなり勉強した人でなければ、

勝てないぐらい増えます。

現行で84%増えます。

 

ただ税金も増えるので、

まるまる手取りが増えるわけではありません。

また、このやり方は、かなり冒険とも言えます。

というのは、年金は死んでしまえば、

もう受け取ることは出来ません。

遺族年金は、かなり減額となります。

※受け取りに条件あり

 

このご夫婦の考え方は、

「死後子どもに残すと、争いの下になる」

ということで、

孫に援助をし、貯金を残さない

という方法を取ったそうです。

実際、聞いてみると、もう既に

1000万円近くなんやかんやで受け取っているそうです。

彼女は晩婚の弟もいますから、

弟にも同じようにするため、

彼女のほうは打ち切りと言われたのかもしれません。

生前分与ですね。

 

「貯金はもうあまりないけど、

企業年金も合わせたら、夫婦で

40万円ぐらいあるから、

もし施設に入れたいと思ったら、

年金で準備して欲しい」

と言われたそうです。

確かにこの辺りの施設なら、

夫婦で入所しても、何とかなります。

それにもし、施設に入っても、

年金では払いきれない場合、

貯金が減るのは不安ですが、

「年金があるから、何とかなる」

は、精神的に心強いです。

 

知識としては知ってはいましたが、

現実に実行している方は初めてでした。

 

老後までまだ間があるとは言え、

色々な方の知識を取り入れていきたいものです。

 

 



2 コメント

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賭けです (ひゅう)
2024-09-25 11:56:04
相当な資産があれば年金の繰り下げを実行すべきと思います。長生きして増額された年金で特養で1カ月の費用を賄うことができれば、みんな幸せになれる。
このことに関連した記事をアップする予定でしたので、ちょっとびっくりでした 笑
大変参考になりました。さすがです
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Unknown (korokoro1485)
2024-09-26 13:43:41
ひゅうさんのブログに、軽く書かれてありましたね。

特養に、お金を気にせず入所できれば、家族も安心ですね。
健康の次に大事なお金を増やしていこうと思います。
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