昨日、家庭教師とお茶を飲みました。
前回が2時間ぐらいだったので、
今回もそれぐらいかなあと予測していましたが、
なんと送迎時間も入れれば、
4時間一緒にいました。
こんなに長くいるとは思わなかったので、
時計を観たときには驚きました。
わが子関係1時間、
3時間はほぼ雑談でした。
彼との話で興味深かったものがあるので、
ここに書いていきます。
まず私にはもう縁がない「恋愛」。
彼は地元に大学生の彼女がいて、
付き合ってもうすぐ2年になります。
よく遠恋が続くものだと思いましたが、
地元に月に1.2回帰省していること、
家庭教師のいる学科は、
女性が1割程度、彼女は、
男性が2割程度しかいない
環境もあると思いますと言われました。
それに、昔とは違い、
テレビ電話やLINEが出来ますから、
そういうところもあるかもしれません。
付き合ったきっかけは、
わが子の学校も取り入れていますが、
縦割り班が一緒で、あらゆる行事を
一緒にしていて、彼女から告白されたそうです。
最初は受験ということもあり、断ったが、
めげずに2回してきたので、
「チャレンジ精神旺盛だ」と思い、
本格的に付き合うのは、
大学合格してからという条件で、
OKしたそうです。
実は、彼はその時いいなあと思う
女の子がいたそうなのです。
予備校でクラスも違うし、
まず自分を好きになることはない。
なので、彼女と付き合うことを決めたそうです。
私はちょっと違和感を持ちましたが、
恐らく私の顔つきでわかったのでしょう。
「男は、自分を好きなってくれる女性を
好きになる傾向があるのですよ。
あくまでも、僕の場合ですが、
自分が好きでないから。
だから、好きになってくれて
ありがとうと言う気持ちになりました。
2回も行ってきたと言うことで、
彼女は本当に僕が好きなんだと
実感したと言うこともあります」
と言われ、ハッとしました。
昔のドラマで申し訳ありませんが、
柴門ふみさん原作の
「あすなろ白書」で、
西島秀俊さんがまだそんな有名でない頃、
松岡と言う大学生役をしましたが、
その一場面で、
「俺は自分が好きではないから、
自分を好きだと言ってくれる人がいることがうれしい」
というセリフを言っていました。
※あくまでもニュアンスです
それを思い出しました。
「自分から告白できる人って、
自分が好きだと思うのですよ。
成功するかどうかはともかく、
自分だったら、受け入れてもらえるみたいな。
僕は自分に自信がないから、
告白なんてできませんでした」
と言われ、なるほどなあと思いました。
確かに高嶺の花でも、うまくいく人って、
ボジティブ思考で、何度か言っているうちに
成功したなんて話を聞きます。
有名なのは、山本耕史さんですね。
まあ、彼自身成功者でかなりの美形ですが…
何回断られても、成功したわけです。
それに、昔は、有名人に写真を送って、
付き合って結婚したなんて話も、
ごくたまにですが、聞いたことがあります。
行動出来る人は、
相手は自分がふさわしいと思う現れでしょうね。
昔めちゃくちゃモテる人がいましたが、
彼女はかなり大人しい人でした。
付き合った決め手は、
「こんなにおとなしい女の子が、
自分に告白するなんて相当勇気が言ったのだろうな」
と思ったからだと、本人は言っていました。
感動したらしいです。
モテる男性だったので、
周囲は似合わないとかなり言っていました。
それが理由かはわかりませんが、
1年ちょっとで別れてしまいました。
彼女の実弟と同じ職場になったときは、
気まずそうでしたね(笑)
一方わが子は、ずっとN先生一筋。
実際、40代半ばの男性が、
中学生や高校生から好かれるってどうなんだろう?
と思っていますが、
家庭教師が言うには、
「悪い気はしていないと思いますよ。
そこそこ可愛くてそこそこ賢い。
節度も守る程度の理性もある。
僕だって彼女がいなかったら、
告白されたら、付き合ったと思いますから。
男は、凄いポリシーがあるとか、
よほど好みとはずれていない場合、
自分を好きだと言ってくれる
女性は嬉しいと思いますよ」
とのことです。
この辺りは、女性とは違いますね。
女性は、「モテたい」よりも、
好きな人に振り向いて欲しい
の欲求が強い方が多いです。
自分にはもう関係がない「恋愛話」は、
かなり面白かったです。