先日、共通テスト模試がありました。
「現国、わかってきたよ」
と、話していました。
が、今までずっと国語が苦手で、
高校になってからはどの教科も
かなり低い点でしたので、
「テストは受けるだけ」
状態が何年も続いていました。
そんな中、昨日国語のトライオンライン授業があり、
「先日の共通テスト模試自己採点
154点だったと報告がありました。
特に現国は漢字1問違いです。
苦手な古典も点が伸びています。
現国、解き筋確認しましたが、
理解しての全問正解です。
まぐれではありません。
この調子なら、共通テスト結果が出そうです」
と、いつになく講師の弾んだ様子の
わかる報告がありました。
実は、このブログにはずっと書いていますが、
わが子は勉強が得意とは言えず、
特に国語は大の苦手なのです。
ですから中学受験も苦労し、
ずっと定期テストも悪く、
最下位かブビーという有様でした。
実際トライの講師もあまりにも点が取れないので、
「共通テストのない大学を受験しては?」
と、春先に言われました。
でも、わが子は、ずっと地元大学を熱望。
家庭教師も増やし、勉強を継続しています。
今、地元大医学部医学科の家庭教師に
勉強指導していただいていますが、
実は彼はずっと成績が悪かったそうです。
部活を6月までし、
進学校とも言えない高校で、
定期テストは20―30点台。
実際彼の卒業した高校は、
数年に一度しか医学部合格者はいない。
模試もずっとE判定だったそうです。
ですから、担任も他の先生も期待していないから、
指導もしない。
彼は友達と河合へ行き、勉強したそうです。
河合が勉強を教えてくれたと言うより、
友達に教えてもらったと言う感じのようです。
そして、はっきり手ごたえを感じたのは、
12月のもう直前だったそうです。
この頃、いきなり成績が伸びた。
「2月の勝者」でも描かれてありますが、
成績と言うのは、いきなりドーンと伸びるそうです。
わが子もかなり成績も悪かったのですが、
彼も似たようなもので、
「だからこそ大勢の中のわが子を選んだ」
と言われました。
「僕は出来ない人の気持ちが分かるから、
指導できる」
と思ったそうです。
逆に成績のいい生徒を断っています。
そして、合格したら、学校は掌返し(笑)
担任など、本当に、頬をつねったそうです。
「嘘だ、合格した?」
と、かなりの驚きようだったそうです。
「合格すれば、トップも最下位も
スタートラインは同じです。
特に高校までの勉強、
ほぼ関係がない学部です。
出来るようになるにはどうしたらいいのか?
自問自答して行けば、
結果は出ます」
と言われました。
国語の154点は、点数だけ見れば、
そんなにいい点ではありません。
が、正答率77%となります。
共通テストになり、あくまでも全教科付随しての話ですが、
77%は、難関大や偏差値60以上
合格圏となるのです。
わが子が小学生の時には、
テストで満点が当たり前だったので、
「どうして取れないのだろう?」
と思っていましたが、
問題の質や量が極端に違います。
他の教科もこれで自信をつけて頑張って欲しいものです。