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私立中高一貫校 子どもが高校卒業後のお金配分 参考用

2022-09-27 10:11:41 | 日記
一般的によく言われるのは、大学入学までに300万円用意しておくこと。
これは、子どもの児童手当を生まれた時から15歳の3月まで貯めておけば、
単純に約200万円近くなります。
ただし、これは、4月生まれの場合、0歳4月から15歳3月まで受け取り可能ですが、
逆に3月生まれの場合、約1年分少ない設定になっています。
ですから、ご注意ください。
児童手当は、3歳未満と3歳から小学生のうち第3子以降は1人月額1万5千円です。
これはあくまでも、所得が960万円以下の世帯の話ですので、ご注意ください。

実際300万円で足りるのか?
かなり心もとないと言えます。
例えば、自宅通学国立大、これが実にコストパフォーマンス的にはいいですが、
2020年度の「標準額」は入学金が282,000円、授業料が535,800円となっています。
ただし、国立大すべてが同じ金額ではありません。
国立大法人になり、東工大は、初の授業料値上げをしています。
授業料は63万5400円に値上げです。
ですから、みんなどこもずっと同じではありません。
これに伴い、ほかの大学も値上げしないとも限りません。
4年制大学の場合、授業料だけなら、242万5,200円が国立大学にかかる基本的な学費です。
300万円で足りそうと思うのは、早計です。
と言うにも、教科書代やパソコン購入など、結構馬鹿にできないようです。
教科書は1冊3000―5000円ですが、理系はさらにかかります。
以前医学部の方にお聞きしたところ、
「1冊5万円の参考書を買ったことがある」
と聞いて、びっくりしました。
ちなみに医学部は6年制です。

国立大の場合、実習費や施設費は、学費に含まれる大学が多いですが、
全部がそうではありません。
私立大学はこれがかなりかかる場合もあります。
逆に、私立で人気の大学は、実習費0の大学もあります。
この辺りは、HPでご確認ください。

また、ひとり暮らしの場合、生活費がかなりかかります。
平均15万円ぐらいが相場のようです。
※これは、都市部の家賃の高い地域も含まれます
地方の国立大で、大学近くに住めば、ここまでは掛からないそうです
実際友人の子どもは、10万円でもおつりがくると話していました
あくまでも300万円は、自宅から通える国公立大学の学生なら、
何とかなると言うレベルなのです。
ちなみに交通費もかかるケースは多いですね。

高校の進路指導のしおりには、
高校3年は、模試代・受験費用(交通費・宿泊費含む)・大学前期納入金、
ひとり暮らしの諸経費で、200万円は見てくださいと書かれてあります。
※友人の子どもは、国立1本だったので、100万円で節約して済ませたらしい
模試も、毎回は受験していません
ですから、地元外の大学進学は、結構かかります。

今単純に、我が子に使っているお金は、月に平均すると、
8万円ぐらいです。
私立中高一貫校のひと月10万円出費は、本当です。
我が家は、授業料が助成家庭、交通費0のため、この程度ですが、
恐らくなんやかんやで15万円ぐらい膨らんでもおかしくありません。
これを大学進学後に、順当すると、ひとり暮らしなら、7万円不足となります。
※合格した地域によって、増減あり
一応、学費は準備済みなので、毎月動く費用として考えています。
※私立大学想定
そうなると、学費以外で約200万円近くかかる。
貯金は、まず大学時代はできないことでしょうが、想定内なので、
乗り切っていきたいものです。







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