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私立中高一貫校 勉強する才能 参考用

2022-12-22 07:35:57 | 日記
わが子は、私立中高一貫校の1年生です。
こう書くと、さぞかし、親がやいやい言って、中学受験をさせたのだろうな。
と思われそうですが、我が家は、わが子が、地元中学に行きたくない一心で、
中学受験を決意、自分で受験校も決め、教材も探しました。
それぐらい、地元中学に行きたくなかった。
ですから、そもそものスタートラインが、ほかの生徒とは違いますね。

中高一貫校に行くと思うのは、成績のいい子は、勉強する才能があるなあと言うこと。
勉強する才能は、頭がいいのではなく、己の欲望に打ち勝つ強い意志を持ち、
面倒くさいことも率先し続ける。
実際、特別すごい記憶力がなくても、何時間でも英単語や古文単語を覚えるために書き続けるとか、
一生懸命に取り組めなくては、覚えることなんかできません。
それを頑張り抜ける子どもって、頑張れる才能の持ち主だと思います。
その点、わが子は、面倒くさがってしない。
それどころか、「ここからテストは出ます」と、先生から言われていても、
それを覚えようとさえしない。
本人はやっても覚えれないと言います。
親世代は、かなりやんちゃな子でも、
「これを取らないと、赤点だよ」と言われたら、そこだけはしっかりしていたものです。

親は、本当にイライラするのですよ。
特別難しい問題を解く以前の問題。
それなのに、志望大や志望職種は、大きいことを言う。
懇談に出る親は、めちゃくちゃ恥ずかしいわけなのですよ。
今回の懇談では、担任から、
「ずっとぶれないのですが、このままでは無理でしょう」
と言われ、私も、
「わかっています。親は、何度も諦めるように言いました。
それでも、口だけは大きいことを言うので、
今度の英語検定と学年末に取れないなら、諦めさせます」
と、答えました。
実際、親は、先生は口に出さずとも、言いたいことはわかる。
それに、元々なってほしいなんて思ってもいない。

頑張るというのは、一種の才能です。
東大京大医大に行くような人は、元々も能力がずば抜けて高いと思いますが、
あらゆる誘惑に打ち勝ち、努力を続けている人たちです。
わが子みたいに、誘惑の弱い人間は脱落する。
それは、勉強以外にも、実は関係する。
でも、勉強をしないのは、あの子の人生だと思います。
親としては、無理して、私立中高一貫校へ行かせ、
必要なお金を払い、中学から模試をさせ、問題集を買い与えている。
さらに、オンライン指導塾まで手はずを整えています。
言ってみれば、親としては、最大限環境を整えているのです。
それでもしないという選択をし、将来なりたいものになれないどころか、
就職さえできないのかもしれない。
それでニートになって、泣きつかれも、親としては、困るわけなのです。
勉強をしない選択をするのなら、親に将来頼ってほしくない。
最低限、この辺りは守ってほしいと思っています。





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