先週の土曜日、ハイクラスなホテルで、
地元国立大学がんセンター主催の市民講座に出席しました。
きっかけは、折込チラシでしたが、前日に、お得意さんから、
「市民講座でがんの勉強会があるから、行ってみない?」
とは言われていました。
わが子に聞くと、学年末も終わるので、2つ返事でした。
午前中、近くのイオンで、わが子が来月に行く、
海外語学研修の買い物をし、
サイゼリアでお昼を食べてから、出席しました。
折込チラシが入っているぐらいなので、
ガラガラかと思いきや、定員の倍の参加者がいました。
かなりギリギリの出席だったので、3人の席が確保できるのは、
かなり後ろでした。
その後ろに、高校生らしき二人組の男子が座りました。
優等生っぽい感じがしたので、多分県内一の進学校の男子だろうなあと思いました。
実際、テーブルにスマホを出すこともなく、
きちんと姿勢を正して聴いていました。
やはりがんになりやすいのは、喫煙・飲酒ですね。
喉頭がん、咽頭がん、肺がん、大腸がんの勉強会でしたが、
全て喫煙・飲酒の話をされていました。
あとは運動や食生活は、甘いものを食べすぎないなど言われました。
主な勉強会は、最新医療で、今はこういう技術で手術をし、
日帰りや短時間入院で済むなど言われました。
お得意さんの大好きなダビンチも出てきました。
また、この検査は痛くない、この検査は痛い…
健診割合が低いので、
早期発見には健診が大事だと、かなり強調されていましたね。
最後に、事前にわが子が質問した、
「がん家系(父方)ですが、10代の自分に出来ることはありますか?」
が読まれました。
「10代の今は、まずがんになることはないので、
とりあえず勉強を頑張ってください。
そして、健診年齢になったら、必ず健診を受けてください」
と回答されました。
質問の回答があったことで、わが子は喜んでいました。
去年とは違い、ただ聞くだけでなく、熱心にメモを取っていました。
終了後、私たち夫婦はトイレに行くので、先に会場を出ました。
トイレから出てくると、会場でメモの整理をしていた、わが子も、
「トイレに行きたいから行ってくる」
と言い、トイレに行きました。
人数が多いので、トイレも満員状態。
特に年配者が多いと、そういう傾向になります。
10代らしき人物は、わが子と男子高校生ぐらいでした。
私たちが席を外していた時、あの男子高校生に話しかけられたそうです。
「僕たちは、B高の1年生です。
東進模試で何度か会ったことがあるけど、僕たちに見覚えありますか?」
わが子は首を振ると、
「医学部志望ですか?」
と、聞かれ、肯く。
「すごいなあ。質問するなんて。
僕らなんて、ただ聴いていただけだったのに」
と言われ、嬉しかったそうです。
「実は、僕らも地元国立大医学部志望です。
一緒に2年後合格しよう」
と言われ、別れたそうです。
わが子は、ほぼ無言。
ナンパとかではなく、同士確認と言った感じだったようです。
良かったね。仲間が出来て。
3人で頑張ってください。