世界遺産条約採択40周年記念 『明日につなげよ、京の文化』が
10月29日(月) 立命館大学 朱雀キャンパスで開催されました。
人類共通の財産である世界遺産をはじめとする、京都の文化や文化財について、府民、
市民がその大切さを見つめ直し、新しいものを付け加えつつ、次代に引き継ぐことの
必要性とその方策について考える機会として、開催されたとのことです。
講演:千玄室(裏千家前家元ユネスコ親善大使)
世界的に活躍されている家元としての、広い視野からの見方の講演でした。
狂言:那須語(狂言大蔵流 茂山千五郎家当主)
源平の屋島の壇ノ浦の戦いで、平家の船から掲げられた扇を、
源氏方の那須与一が弓で射るという様子を朗々と表現する、1人狂言は、
目の前にその合戦が目に浮かぶようで、引き込まれる程、見事な狂言でした。
[パネルディスカッション]
演題:「文化遺産を災害から守る-来し方行く末-」
パネリスト(敬称略)
・文化財所有者の立場から 田中安比呂(賀茂別雷神社・上賀茂神社)
・京町家を守る立場から 杉本歌子(公益財団法人奈良屋記念・杉本家保存会学芸部長)
・文化財を災害から守る研究者の立場から 土岐憲三(明日の京都文化遺産プラットフォーム副会長)
コーディネーター 松浦晃一郎(明日の京都・文化遺産プラットフォーム会長)
それぞれの立場からのディスカッションでしたが、もし大地震がきた際の怖い
のは大火で、行政と市民が一体となって対策しなければならない!という結論
でした。京都の東山を貫通している火災対策の水道や、各家庭でも使える
火事用の防火水道の説明などが、ありました。


パネリスト

会場の様子
10月29日(月) 立命館大学 朱雀キャンパスで開催されました。
人類共通の財産である世界遺産をはじめとする、京都の文化や文化財について、府民、
市民がその大切さを見つめ直し、新しいものを付け加えつつ、次代に引き継ぐことの
必要性とその方策について考える機会として、開催されたとのことです。
講演:千玄室(裏千家前家元ユネスコ親善大使)
世界的に活躍されている家元としての、広い視野からの見方の講演でした。
狂言:那須語(狂言大蔵流 茂山千五郎家当主)
源平の屋島の壇ノ浦の戦いで、平家の船から掲げられた扇を、
源氏方の那須与一が弓で射るという様子を朗々と表現する、1人狂言は、
目の前にその合戦が目に浮かぶようで、引き込まれる程、見事な狂言でした。
[パネルディスカッション]
演題:「文化遺産を災害から守る-来し方行く末-」
パネリスト(敬称略)
・文化財所有者の立場から 田中安比呂(賀茂別雷神社・上賀茂神社)
・京町家を守る立場から 杉本歌子(公益財団法人奈良屋記念・杉本家保存会学芸部長)
・文化財を災害から守る研究者の立場から 土岐憲三(明日の京都文化遺産プラットフォーム副会長)
コーディネーター 松浦晃一郎(明日の京都・文化遺産プラットフォーム会長)
それぞれの立場からのディスカッションでしたが、もし大地震がきた際の怖い
のは大火で、行政と市民が一体となって対策しなければならない!という結論
でした。京都の東山を貫通している火災対策の水道や、各家庭でも使える
火事用の防火水道の説明などが、ありました。


パネリスト

会場の様子