工房八重の部屋

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京都文化博物館 「シャガール展2012-愛の物語」 色彩と詩情あふれる

2012年11月07日 | Weblog
京都文化博物館 シャガール展2012-愛の物語 が25日まで開催されています。

愛の物語をテーマに描かれた、華麗な色彩と詩情あふれるシャガールの世界です。

1887年、帝政ロシア領のヴィテブスクに生まれたユダヤ系の画家マルク・シャガール。

妻を一途に愛し、愛や結婚をテーマにした作品を多く残したことから、

「愛の画家」として知られています。

ロシアの国立トレチャコフ美術館、国立ロシア美術館の全面的な協力を得て、

今回の展示作品が展示できたとのことです。

色彩の詩人と呼ばれるシャガールが、運命的な出会いをし、

生涯愛し続けたベラとの愛の物語をテーマにした作品群が、展示されていましたので

見ごたえがあります。

モスクワのユダヤ劇場の壁面制作を任されたシャガールが取り組んだ一連の作品群は、

その劇場の様子が大きな展示室に再現されていました。

代表作である(街の上で)・(散歩)など、愛を感じさせられる作品でした。

シャガールの華麗な色彩と詩情あふれる豊かな世界が堪能出来る展示会でした。


ポスター


シャガールと妻ベラ


見ごたえがあります