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あなたも知ろう!!ウクライナから学ぶ我が日本の外交防衛の方向性10 ドローン

2022-12-29 00:00:00 | 防衛
あなたは、ドローン、と聞けば、何を思い浮かべますか??

いわゆる、測量とか、小型のラジコンヘリ、小型ラジコン機やおもちゃの潜水艦等、通信販売で売られているものをイメージされる方も多いのではないでしょうか。

正に、今、そのようなものを含めて、ロシアのウクライナ侵攻でウクライナ軍が成果を挙げているように、世界各地で使用されているドローンやその対策・対応体制が急務になっているのです!!


12月26日20時07分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「韓国軍、北朝鮮の無人機に100発以上を射撃 領空侵犯で撃墜作戦、偵察機展開も」の題で次のように伝えました。

『【ソウル=時吉達也】韓国軍は26日、同日午前10時25分ごろ、北朝鮮の無人機5機が南北の軍事境界線を越え、韓国の領空を侵犯したと明らかにした。韓国軍は撃墜作戦を展開したほか、対抗措置として境界線周辺や北朝鮮側地域で有人・無人の偵察機を展開した。

北朝鮮無人機による韓国領空の侵犯が確認されるのは2017年6月以来。韓国軍は「北朝鮮の挑発に対し、今後も徹底的かつ断固として対応する」との声明を発表した。

発表によると、無人機は全長約2メートルの小型機で、5機のうち1機は首都圏北部まで侵入。韓国空軍は無人機に対し100発以上の射撃を実施した。出動した軽攻撃機1機が小学校から約50メートルの畑に墜落したが、人的被害などはなかった。

無人機対応に伴い、首都圏の金浦(キムポ)、仁川(インチョン)両空港では最大約1時間、旅客機の離陸が中断された。


17年の前回侵犯時は、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)が配備された韓国南部星州(ソンジュ)で、発射台やレーダーを撮影していたことが確認された。無人機は撮影を終え北上する途中に墜落し、北東部江原道(カンウォンド)の山中で住民に発見された。』

一方、同日21時50分に同メディアが「ウクライナ侵攻」の特集・連載項目にて、「露軍基地にウクライナがまたドローン攻撃 自国への空爆阻止が狙いか」の題で次のように伝えました。

『ロシア国防省は26日、同日未明に南西部サラトフ州のエンゲリス空軍基地にウクライナ軍のドローン(無人機)攻撃があったと明らかにした。露軍が撃墜したものの、落下したドローンの破片により、基地で勤務する軍人3人が死亡した。基地の軍用機に損害はなかったとしている。タス通信が伝えた。

ウクライナ国境から約500キロ離れたエンゲリス空軍基地へのドローン攻撃は今月5日に続いて2度目。実際にウクライナ領からドローンが飛来したとすれば、ロシアは相次いで防空網を突破されたことになる。5日には露西部リャザニ州のジャギレボ空軍基地でも爆発があり、露国防省はウクライナのドローン攻撃だったとしている。

ウクライナメディアによると、エンゲリス空軍基地には戦略爆撃機のツポレフ95やツポレフ160が配備されている。これら戦略爆撃機は核兵器も搭載可能な主力機で、損傷を受ければ米露の核戦力の均衡にも響きかねない。

露軍はウクライナ各地の電力関連インフラへの攻撃に戦略爆撃機を投入しており、ウクライナは自国への空爆を阻止する目的で基地を狙っている可能性がある。ウクライナは一連の露基地での爆発に関与したかを明らかにしていない。

ウクライナのゼレンスキー大統領は25日のビデオ声明で、ロシアがウクライナの年末年始を「暗く困難なものにしようとするだろう」と述べ、露軍が電力インフラへの攻撃を強めることへの警戒を呼びかけた。そうした攻撃によって露軍が戦況を好転させられることはないとも強調した。

ウクライナ軍参謀本部は同日、南部ヘルソン州の露軍司令施設を空爆し、会議中だった将校ら70人以上を負傷させたと発表。ウクライナ軍高官は、東部ドネツク州バフムト方面で前進を図った露軍部隊を撃退し、130人を死傷させたと明らかにした。


ロシアの同盟国ベラルーシでの軍の活動を監視している民間グループは同日、首都ミンスク郊外の空軍基地で露軍のミグ31戦闘機が炎上し、使用不能になったとの情報を明らかにした。』

ロシアのウクライナ侵攻で、サイバー攻撃やSNS現地動画発信と並び、いわゆる「ゲームチェンジャー」になった兵器の一つが、各種ドローンであることは、貴方も貴女も多くの報道やSNS等でご承知かと存じます。

既にドローンは世界の最貧国である北朝鮮どころか、ミャンマーの軍事政権に反発する国内の反政府武装集団等も使用しているそうですから、世界中どこでも使用され、そして偵察や攻撃等に使用される脅威が高まっている事は、紛れもない事実なのです!!


同日21時46分に読売新聞がmsnにて、「沖縄・与那国島に地対空誘導弾部隊、台湾有事を見据え防衛省検討」の題で次のように伝えました。

『防衛省が沖縄県・与那国島(与那国町)の陸上自衛隊与那国駐屯地を拡張し、地対空誘導弾部隊の配備を検討していることがわかった。台湾有事を見据え、台湾から約110キロの同島にミサイル部隊が配備されれば、南西地域の防衛体制強化がさらに進むことになる。

 複数の政府関係者によると、同省は将来的な部隊配備を想定し、同駐屯地の東側の用地約18万平方メートルを取得する。隊庁舎や火薬庫、射場などの施設整備を予定している。2023年度の予算案に部隊用地の取得経費を盛り込んだ。

 16年開設の同駐屯地には、国境周辺の艦艇や航空機の活動を監視する沿岸監視隊が配備されており、今後、電子戦部隊も新編する。相浦駐屯地(長崎県佐世保市)と健軍駐屯地(熊本市)の電子戦部隊の一部を移駐する計画で、来年度予算案には隊庁舎の新設などの経費約38億円も計上された。

 糸数健一・与那国町長は「国として、この小さな与那国も守る意思があると明確に示す必要がある」と述べ、ミサイル部隊受け入れに理解を示した。一方で、不安を抱く町民に対して「国が責任を持って説明すべきだ」と語った。』

このように、防衛にすらも相当な対空防御力等が必要不可欠な時代になったのです!!


あなたも知ろう!!ウクライナから学ぶ我が日本の外交防衛の方向性10 ドローン

各種ドローンの活用やその対策・対応能力の向上を急げ!!



ロシア軍のウクライナ侵攻で12月26日までのロシア軍の損害を示す画像
出典:Michael MacKay氏 ツイッター

各種ドローン(UAV)のロシア軍損失は1707機となっています。


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