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貴方も貴女も警戒強化、中国の惨状を観れば新型コロナ禍はまだまだ続くぞ!!

2023-01-12 00:00:00 | 防衛
もう、昨年2022年の出来事ですが、中国にて「白紙運動」という運動が主要都市で発生し、ゼロコロナ政策が事実上、破棄修正せざるを得ない状況になった事をあなたは覚えていますか??

本ブログでも取り上げましたが、その前後から急速に「新型コロナ」の新しい変異種と推測されるウイルスの感染が中国国内で拡がっている模様です。
既に数億人の感染者、死者も相当数出ているとの情報があります。
中国政府の公式発表など、実態を把握すら出来ず全く信用ならないのです!!


1月6日05時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「主張
コロナ水際対策 「中国の流行」持ち込むな」の題で「新型コロナ」の特集・連載項目にて、次のように指摘しました。

『中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中で、日本が水際対策を強化するのは当然だ。

感染症対策はスピードが勝負だ。昨年末、岸田文雄政権がいち早く、中国本土からの全ての入国者の空港検査を決めたことは妥当である。

8日からは陰性証明の提示を義務付け、入国時検査も精度の高いPCR検査などに切り替える。

新型コロナの発生初期に「震源地」だった中国から適切な情報提供がなく、各国の対応が遅れた苦い経験がある。だから、日本や米国、イタリア、英国、フランスが対中水際対策を強化している。

中国外務省は、日本による入国時検査の厳格化について、「防疫措置は科学的で適度なものでなければならない。正常な人的往来に影響を与えるべきではない」と反発している。

だが、正常な人的往来は感染症などの情報が公開され、共有されているという信頼なしには成り立たない。世界保健機関(WHO)も中国政府のコロナ情報の提供のあり方に疑問を呈している。

習近平中国国家主席は新年を迎えるテレビ演説で、新型コロナ対策について「われわれは未曽有の困難に打ち勝った」と述べた。中国における流行の実態は不透明で習氏の発言を信頼することはできない。

感染者急増の原因は、厳しい行動制限を伴う「ゼロコロナ」政策の急な転換で、ワクチン接種率の低い高齢者らに感染が広がったことや、中国製ワクチンの効果が不十分なことなどがありそうだ。

さらに、人口が多い中国で感染が急拡大すれば、ウイルスが変異するリスクも増える。従来のオミクロン株以外の変異株が流行している可能性も排除できない。日本政府が入国時検査の陽性者について、全てゲノム解析の対象とするのも変異株流入の懸念からだ。


米国政府の水際対策は、中国本土だけでなく、香港、マカオから米国に向かう渡航者も対象にしている。


日本は8日から、香港、マカオからの直行便については、7日以内に中国本土への渡航歴がある者がいないことを航空会社が確認することを条件に、検疫態勢が整った空港への到着を認めるというが、それで大丈夫なのか。


岸田首相は、国民を守るために万全を期してもらいたい。』


正に、この記事の言われる通り、中国のゼロコロナ対策は失敗して破綻しています!!


一方、中国の民主化、自由化の象徴であったはずの香港は、今、中国本土の白紙運動にも反応しない程、静まりかえっていますがその実態は別にあるようです。

1月8日15時00分に同メディアが「日曜に書く 論説委員・藤本欣也 中国人デモに香港人動かず」の題で次のように指摘しています。

『(前略)

白紙運動に関心なし
香港滞在中の昨年11月、国安法施行後、押さえ込まれていた中国への抗議デモが起きた。

習政権による厳格な新型コロナウイルス対策「ゼロコロナ」への抗議活動が、中国本土に続いて香港でも発生したのだ。同28日には香港中文大学に100人以上が、金融街の中環にも約60人が集まり、白い紙などを掲げて中国共産党に逆らった。

(中略)

共産党を利する断絶
昨年11月下旬の抗議デモに参加した香港在住の中国人女性(30)に話を聞いた。広東省出身で、香港の大学を卒業した後、そのまま香港で就職した。

「香港人は、19年の運動を私たちが応援しなかったと非難しますが、習政権下の中国の状況を理解していません。応援したくてもできなかったのです」

19年の運動に「希望」を見た彼女は翌20年、「自由」を求めて香港にやってきた。そして今回、デモに初めて参加した。国安法が施行されたとはいえ、香港は「中国本土よりまだまだ自由」だという。デモに参加したら、「中国本土ではもっと怖い結果が待っていますから…」。

ただ、香港で「蔑視されている」と感じるのも事実。「香港人は中国人を差別している。傲慢だと思います」と憤った。

港で起きた抗議デモについて、日本の外交関係者は「(19年の香港人に続き)中国人学生が先鋭化してきた」とみる。


香港は、清朝を倒した孫文が革命の拠点とした歴史を持つ。中国共産党が恐れるのも香港が反共の拠点になることだ。

党としては、習政権に異を唱える香港人と中国人が連携する事態だけは避けたいところだろう。しかし、両者の溝は限りなく深い。それが現状である。(ふじもと きんや)』

まるで、今の中国はウクライナ侵攻という侵略を止めないロシアと全く同じ状況に陥っているというでしょう。
ロシアに喩えれば、香港はざしずめクリミアのような立場でしょうか?

そして、報道はほとんどされませんが、中国は北朝鮮やイラン、ベラルーシと共にロシアへ半導体等の必要とされる製品や物資を輸出し続けています。
新型コロナ等の感染拡大が警戒される中、今回の中国での感染拡大、そしてロシアを含めての感染拡大となるでしょう。


貴方も貴女も警戒強化、中国の惨状を観れば新型コロナ禍はまだまだ続くぞ!!




子供向けのワクチン接種のポスター画像
出典:首相官邸 ツイッター


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