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あなたもご注意、JAXAの研究不正事案は研究員の非常識が原因!!他人事では無い!!

2023-01-15 00:00:00 | 防衛
他の人に常識、非常識の区別について言われたら、あなたはどのようにお答えしますか??

これは、以外に難しい質問ですよね。

「業界の常識、世間の非常識」と言われるご時世ですから。
貴方も貴女も聞いたことのある言葉だと存じます。
多くの仕事や産業も細分化されている今の社会が、そのような言葉を生んでいるのです。

しかし、決してそれで良い事はありません。
最近報道が多く出されている消費者庁や公正取引委員会の指摘とか、耐震構造品質検査不正事件とか、東京五輪に関わる談合不正事件など、決して許されない事件が次々と出ている事実は、貴方も貴女にも「業界に染まって不正極まりない非常識な事をしたらこうなるぞ」という警告でもあります。

他人事ではありません!!


1月12日18時13分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「古川宇宙飛行士を戒告処分 研究不正 今年中の宇宙飛行の予定変更なし」の題で次のように伝えました。

『宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士(58)が研究全体の責任者を務めた実験で捏造(ねつぞう)などの不正行為が発覚した問題で、古川飛行士が12日、東京都内で記者会見し、今回の問題について「国民の信頼を損ねたことを、心より深くおわび申し上げる」と謝罪した。また、JAXAから戒告の懲戒処分を受けたと明らかにした。JAXAの宇宙飛行士の懲戒処分は初という。

古川飛行士は会見で、研究における自身の役割などについて説明。研究実施責任者として、研究実施中の倫理審査委員会への連絡やスケジュール調整に問題があったことを認めた。

また、外部有識者からデータの評価方法についての指摘を受けた際の対応にも問題があったとし「(研究チームの)専門家への信頼の念が強く出すぎ、確認が足りなかった」と述べた。

その上で「重く受け止めている。倫理意識を向上させ確認作業を徹底して再発防止に努め、与えられた任務を遂行したい」とし、予定通り今年中に国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在に入りたいとの姿勢を示した。


不正があったのは茨城県つくば市の宇宙基地を想定した閉鎖環境施設で平成28~29年に行われた実験。研究者2人がデータを書き換えたり存在しないはずのデータを作ったりするなどの不適切行為が発覚した。』


JAXAが昨年11月25日に公開した報告書

「「長期閉鎖環境(宇宙居住環境模擬)における
ストレス蓄積評価に関する研究」で発生した
不適切な研究⾏為に関する調査結果
及び再発防止に向けての取組みに関する報告書」

によれば、そもそも『研究対象者は一般から募集し、約 1 万 1千人の応募者から計 42 人が選抜された。』とされます。

そして、研究者の基本的な姿勢から社会常識すら欠如したやり方が横行していたとして、次のように多くの指摘がされています。

『存在しないデータが作成されていた』

『研究データが数多く書き換えられており信頼性を損なった』

『評価方法の科学的妥当性が確認されないまま研究が実施されていたこと』

『データの信頼性を棄損させる⾏為があった』

『その他医学系指針に則って実施されていない⾏為があった』

そして、JAXAは今年1月11日、この研究に関わった「主任研究開発員 53歳 男性」を停職14日の懲戒処分を下しました。


筆者は、研究者の社会常識の欠如どころか道徳や倫理意識、研究という仕事に対する重い責任感すら欠如した状況での結果だと判断せざるを得ません。

企業の不祥事や事件でも、多くの場合には、同じ事が言えるでしょう!!


あなたもご注意、JAXAの研究不正事案は研究員の非常識が原因!!
他人事では無い!!




今回の研究責任者を勤めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の古川聡宇宙飛行士
出典:JAXA HP


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他人事では無い!!



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