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母親に霊媒だってカミングアウトする羽目になった。

2018-12-03 21:00:06 | ワタリのエッセイ
ワタリには弟がいるのですが、先日この弟が自殺をしました。

わざわざ山の中に行って首吊りをしたそうで、発見者が110番通報をした結果、ワタリたちは弟の死を警察官から教えてもらうことになりました。

自殺に見せかけた他殺の可能性が考えられるため弟の遺体は司法解剖を受けましたが、本当に自殺だと確認がされたらしく、翌日には遺体が戻され、この間葬儀を終わらせました。

霊媒が参列している葬式あるあるなんでしょうが、葬儀の最中弟はその辺をうろうろ歩いていました。

で、人霊の特徴である「見えるやつがいるとすぐ気がつく」の噂通り、弟もワタリが見える人間であると気がついたらしく、一瞬頼られそうになったのですが、ちょうど迎えに来た小学校の時に亡くなった祖父に押し付けることができたため、ワタリは徹底的に弟を突っぱねていました。

だってねえ、このブログを読んでいるあなたならご存知の通り、亡くなった人霊はさっさとあの世に行くのがセオリーですから。

それに、死にたてほやほやを歓迎すると絶対後始末悪くなるし!

最近まで読んでいたホラーサスペンス漫画に、「悪霊は体を欲しがっているくせして、いざ手に入るとすぐに壊す」というセリフがあるのですが、死にたてほやほやの人霊に情けをかけると、本当にこの通りなるので、本当関わらないのが一番なんです。

でも、どうしても関わらざるを得なくなりました。

葬儀の翌日、弟の死んだ場所に現場付近にあった当日弟が持っていたバックを取りにワタリは警察署に行きました。

案の定死の直前の持ち物だったせいか、軽い呪いグッツ程度ではあるものの、頭が痛くなるほどの強烈な邪気を含んでいたのです。

このまま車に積んだら事故りそう。と思ったので、ワタリは車に常備している塩をバックにかけたのですが、そのせいでバックの隙間に塩が入り込んだのです。

自宅に持ち帰った後、母親にこのことをちょっと説明したら「お前そういうのわかるのかい?」と聞かれ、なんとなーく霊媒であることをカミングアウトすることになってしまいました。

さらに後味の悪い別れ方をしたせいか、「あの時私があんなこと言ってなかったらー」と大後悔しまくっていたので、その気持ちをおさめるために弟にチャネリングをする羽目になってしまったのです。

まあ、弟も初チャネリングだったらしく、ざっくりとやり方を説明しないとチャネリングのやり方はわからなかったようですが、気になるあの人を探します!的な番組のメインシーンである、両方とも「ごめんなさいー」と謝りあいつつも再開に涙している。という事をやっていました。

なおかつ、母親のお迎えを弟がやる。という約束の提案まですることとなり、母親は後追い自殺をすることだけは無くなりました。

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