ここ最近、キツめの台風多いですね。
自分が住んでるところは川が決壊すれば間違いなく浸水する地域にあたり
先日の台風では万が一があったらとすぐに避難できるように車で一晩過ごしました。
テレビもあるし。
国土交通省、庄和排水機場。
国交省の排水ポンプ車の点検とか絡みで以前から存在は知っていました。
災害が多いからか、今年後半は見学者がとても多いそうです。
なかなか予約が取れなかった・・・
その中でもマニア度が高い排水ポンプ堪能プランが取れました。
全体模型
調整水槽に溜まった水をポンプで吸い上げて江戸川に放水する機構。
航空機用ガスタービンエンジンを転用し、減速機を介し毎秒50㎥を吸い上げるようです。
これが4基据え付けてありすべて稼働すると毎秒25mプール分を排水する能力になるんですって!
毎秒ですよ!
自分が点検してた排水ポンプ車は毎分30㎥だったので凄まじい量ですな。
ちなみにこないだの台風では東京ドーム9杯分を4日掛けて排水したそうです。
最高15杯分を排水した事もあって、年間稼働日は平均7日だそうです。
総工費2300億円、稼働から現在までこの排水設備のおかげで回避できた損害を比べたら
安いもんだと思います。
ガスタービン、14000馬力・・・想像もつかないですが50㎥の水を14mの高さまで吸い上げる
にはこの馬力が必要なんだろうな。
4つの立坑に流れた水が排水機場の調整水槽に集められ一気に吸い上げる方式。
ふと、流れる水の量が違うと圧力で各立坑の流れが悪くなるんじゃないかと質問したら
各立坑に均等に溜めて調整水槽に送るのでそういうことは起こらないそうです。
現代テクノロジーすげえ。
実際の建屋に移動し、説明を受けながら見学。
減速機のはすば歯車見てニヤニヤしてんの俺くらいで良かった。
歯車1個いくらすんだろ?1千万とかで買えるのかな?
ちらっと見える巨大なベアリングとか減速機がギヤボックスになってて
膝位まで作動油が入ってました。ちなみに作動油68番結構硬いオイルですね。
各部ギヤの温度見ながら作動確認するって、緊張するだろうな。
りんご飴みたいな赤いのは火災が起きたときに消化するための二酸化炭素噴射設備だそうです。
ガスタービンは実物見れたのですが、撮影禁止なので残念ながら撮れませんでした。
こんなの近くで滅多に見れませんからね、これだけでかなりお得だと思います。
江戸川との仕切りである35tのゲートを開閉する設備。
アーチ型にすることで余分な高さを回避、リンクごっつい。
いよいよ地下神殿に移動。
サッカーしてる真下が調整水槽です。
入口。
ドア開けた瞬間、少し嫌な匂いがしましたが換気は常にしているそうで
匂いがするのは結露が酷くなる入口だけで深部は全然深いな匂いはしなかったです。
結構な高さから降りてきて
神殿に到着。
期待通りの荘厳な雰囲気でした。
第一立坑。
下のトンネルを通ってきた洪水が上昇しこの神殿に流れこんできます。
当然、泥も一緒に流れこみますが見学スペースは清掃が行き届いておりますので
汚れる心配はありません。
回収した汚泥はリサイクルされるようですよ。
支柱の下限はポンプインペラ部分。
これを下回ると空回りして具合が悪い。
上限は江戸川の水位を超えるため厳密に管理してるそうです。
汚泥回収するための天井にあるブル搬入ゲート。
クレーンで降ろして掃除するそうです。
地上のブル搬入場所。
第一立坑部。
今度は立坑降りるプランに行ってみたい!
自分が住んでるところは川が決壊すれば間違いなく浸水する地域にあたり
先日の台風では万が一があったらとすぐに避難できるように車で一晩過ごしました。
テレビもあるし。
国土交通省、庄和排水機場。
国交省の排水ポンプ車の点検とか絡みで以前から存在は知っていました。
災害が多いからか、今年後半は見学者がとても多いそうです。
なかなか予約が取れなかった・・・
その中でもマニア度が高い排水ポンプ堪能プランが取れました。
全体模型
調整水槽に溜まった水をポンプで吸い上げて江戸川に放水する機構。
航空機用ガスタービンエンジンを転用し、減速機を介し毎秒50㎥を吸い上げるようです。
これが4基据え付けてありすべて稼働すると毎秒25mプール分を排水する能力になるんですって!
毎秒ですよ!
自分が点検してた排水ポンプ車は毎分30㎥だったので凄まじい量ですな。
ちなみにこないだの台風では東京ドーム9杯分を4日掛けて排水したそうです。
最高15杯分を排水した事もあって、年間稼働日は平均7日だそうです。
総工費2300億円、稼働から現在までこの排水設備のおかげで回避できた損害を比べたら
安いもんだと思います。
ガスタービン、14000馬力・・・想像もつかないですが50㎥の水を14mの高さまで吸い上げる
にはこの馬力が必要なんだろうな。
4つの立坑に流れた水が排水機場の調整水槽に集められ一気に吸い上げる方式。
ふと、流れる水の量が違うと圧力で各立坑の流れが悪くなるんじゃないかと質問したら
各立坑に均等に溜めて調整水槽に送るのでそういうことは起こらないそうです。
現代テクノロジーすげえ。
実際の建屋に移動し、説明を受けながら見学。
減速機のはすば歯車見てニヤニヤしてんの俺くらいで良かった。
歯車1個いくらすんだろ?1千万とかで買えるのかな?
ちらっと見える巨大なベアリングとか減速機がギヤボックスになってて
膝位まで作動油が入ってました。ちなみに作動油68番結構硬いオイルですね。
各部ギヤの温度見ながら作動確認するって、緊張するだろうな。
りんご飴みたいな赤いのは火災が起きたときに消化するための二酸化炭素噴射設備だそうです。
ガスタービンは実物見れたのですが、撮影禁止なので残念ながら撮れませんでした。
こんなの近くで滅多に見れませんからね、これだけでかなりお得だと思います。
江戸川との仕切りである35tのゲートを開閉する設備。
アーチ型にすることで余分な高さを回避、リンクごっつい。
いよいよ地下神殿に移動。
サッカーしてる真下が調整水槽です。
入口。
ドア開けた瞬間、少し嫌な匂いがしましたが換気は常にしているそうで
匂いがするのは結露が酷くなる入口だけで深部は全然深いな匂いはしなかったです。
結構な高さから降りてきて
神殿に到着。
期待通りの荘厳な雰囲気でした。
第一立坑。
下のトンネルを通ってきた洪水が上昇しこの神殿に流れこんできます。
当然、泥も一緒に流れこみますが見学スペースは清掃が行き届いておりますので
汚れる心配はありません。
回収した汚泥はリサイクルされるようですよ。
支柱の下限はポンプインペラ部分。
これを下回ると空回りして具合が悪い。
上限は江戸川の水位を超えるため厳密に管理してるそうです。
汚泥回収するための天井にあるブル搬入ゲート。
クレーンで降ろして掃除するそうです。
地上のブル搬入場所。
第一立坑部。
今度は立坑降りるプランに行ってみたい!
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