診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

ただただひたすら削る

2018-06-19 20:35:23 | ライトリペア
それだけなのです(^q^)(壊れぎみ



車検でお預かりしたレンタカーマーチ。





あんまりにも酷いからスルーしようかと思ったけど
こんな作業も今後入ってくるだろうと勝手にライトリペアです。





傷が深い深い深い!
世の中の職人はコレも研磨してる事を考えると頭が下がる思いです。



マーチのライトはでけーなぁ・・・
磨いても磨いても消せる気がしねえ・・・



それでも頑張って磨いて、深い傷はひとまず放置で



コンパウンドで最終磨き。
緊急の車両回収の連絡があって、ここで心折れたと言ってもいい。



コート剤掛けてひとまずエンコした車回収に向かう。





帰ってきて確認。
まだこんなに傷残ってるのか・・・



今回はここまで。
片側だけで3.5時間研磨してた。
この時間がこれから作れるかどうか
難しいけどやってみるしかないね。

あ、このマーチ、片側しか施工しません。
片側はサービス、サービスするが反対側は有料です。
半分恐喝みたいなやリ方ですねw
怒られるだろうなぁ(笑





まだ5万キロだけどプラグホールへのオイル漏れの確認とか
スロットル洗浄とか、やる事やってのライトリペアです。
手は抜けねえ。

見た瞬間クスッときた。

2018-06-17 02:51:58 | ユニック


フフフw
やってもうたなぁ・・・
アウトリガまでやっつけちゃってんじゃない・・・
あーぁ、高いだろうなぁ。




別件で個人的な報告ですが
3月、花粉症デビューしたんですが、先週までいっこうに治まる気配が無く
仕事に影響が出てきたので耳鼻科に行って血液検査しました。



アレルギーが無い人は平均170ですが、4000超えてました。
しかも計測上限が4000MAXなのでもっと数値は高いでしょうね。と。
子供の頃からアレルギーは高かったので驚きはしませんが
30年ぶりの耳鼻科でこの数値見たときクスッとしました。
現在、坑アレルギー薬で快適に過ごしてます。
最近、舌下免疫なんちゃらとかいう新しい治療が確立したらしいですね。
根気よく通院しなければいけませんが、試してみたいと思います。

こんな数値の限界突破はイヤだなぁw

一度や二度じゃないらしい

2018-06-17 01:26:35 | イスズ
FRR90 フォワード
走行中、ゴトンと金属音がしてその後、異音がするということで
緊急入庫。



あらまぁ、異音の原因はこれですね。



おやまぁ、プーリー無くなってますね。
最初のゴトンという金属音はこれでしょうね。



拾って保管してくれたようです。
単純にプーリーの締結不足ですね。
締め忘れじゃないのは後述します。



実は例のディーラーさんで5月24日にエキゾーストマニのスタッド交換をしています。
最初、21日に当社に排気を掛けると異音がすると入庫、スタッド折れのため
2日ほどお預かりすると伝えていったんそのままお返ししました。
その後は知りませんが、例のディーラーさんで修理することになったんでしょう。
その作業で冷凍機ベルトやコンプレッサーを脱着でプーリーを弄ってるはずです。





外して作業書も確認。
修理から約三週間、距離にして5千キロ。
締め忘れだったらこんな距離まで無事では済みません。







電話で説明し、損傷部品持参で部品と工賃のクレームを受け入れさせました。

なぜ外れるのか?
このプーリー、交換や調整の際、締結ナットを過度に緩めて調整し
再びナットを締めると微妙に傾いて締め込まれます。
構造上、なんでそうなるのかまではわかりませんが
締め込んでねじ切れそうな感触があれば締結不良です。
自分のやり方ですが、締結ナットは半回転から1回転も緩めれば充分です。
それでアジャスターボルトが固ければもう少し緩めて調整。
とにかくナットは過度に緩めない、締めるときは感触を頼りにする。
これで防げるのです。
作業した者はある程度、締めた感触はあるのでこれで良しとしたんでしょう。
だからしばらくして脱落するんです。
しかも、納車時に説明したらこれが何度もあるっていうんだから驚きです。
過去の失敗を伝達していかないから繰り返す。
作業者の未熟という部分もあるかもしれませんが、あまりにも共有しなさすぎ
だと思うんですね。

このプーリー、そこそこデカくて1kgはあるんで
これが高速で落ちたら大惨事になりかねませんよ。
どんなに困ってもここに外注は出したく無いなぁ・・・

劣化度がよくわからない

2018-06-15 21:39:29 | ライトリペア
今日届くかな?と思ってた中古パーツが来なかったので、空いた時間にリペアの練習。



運よく解体車のインスパイアが入庫されたので剥ぎ取る。



こんな劣化具合。
練習に最適な感じだと思います。



うまくいけば合わせてリペアの比較品にもしたいので気合入れます。



闇雲に粗いので研磨してもダメかな?と自分で作った基準の600番で始める。
上がコート剤が剥がれた部分で、下が残った部分。
うまくロービームの辺りだけ剥がれてるのね。





優しく丁寧にじっくり研磨。



ライトを点灯させてヒビ割れや研磨漏れを確認する。
この時点でほぼヒビ割れは無くなってるんですよね・・・
根が深いと思ってたのが案外アッサリ、劣化を判断するのも必要になるか・・・





1000番で研磨して状態確認。
何時間でも研磨してやんよ!って意気込みだったけど、30分ほどでもういいんじゃね?って思いはじめた。



1500番で研磨



微粒子コンパウンドで磨く。



そしてドリームコートを施工して仕上げと確認。
すっげえうまくいった!











ちょっとインパクトが薄いけど、いい宣伝品ができた。
なんとなくコツはわかってきた気がする。



病気になりたくないので買いましたよ。

さすがは純正機

2018-06-14 21:32:09 | 診断機
H22年 GRS200 クラウン
バッテリーを交換してから2週間で4回、夜中にセキュリティが働いたため
何か異常があるのか?とお預かり。

最初、Gスキャンで故障コード及びセキュリティ関連を見ましたがまったく正常。

とにかく時間がない!

早々に諦めてディーラーにブン投げました。
で、数時間後に点検状況の連絡があり


窓を開けた状況での侵入警報ですね

色々と説明はあり、納得しました。
が、そんな話より

なにそのリアルな情報!

こちとら汎用最高峰のGスキャンでもそんな情報ねーぞ?
私 「そちらで見た診断機はGTSですか?」
デラ 「はい、GTSですね」
私 「セキュリティ(照合)みてもそういった類の情報はないですよね?」
デラ 「おそらく汎用機ではムリではないかと・・・」

なるほど



じゃぁこいつで見てやるよ。
最初っから使えって話ですが、汎用機でも純正機をカバーしてるもんだと思ってました。
つーか、GTS超久しぶり・・・



ほらね、照合カテじゃ汎用機と一緒で詳細なんてわからん。
(照合の作動要因はまったく別の事を指してます)



ひとつひとつ、カテゴリごとに調べてたらメインボディにありましたよ。

しかも「作動要因分析情報」は別枠で。



印刷してお客様と対決相談したら確かに窓を少し開けて駐車してると。。
あまり乗らないし、カーポートだからいいかな・・・って。
状況的に風の強い日など車内の圧力変化で侵入センサーが誤作動するって事でまとまりました。
バッテリー交換後になぜ?ってのは依然、燻ってますが数週間、閉めて様子見して問題なければ
良しとしましょう。





気になってマキシスでも調べてみましたが残念ながら無し。
こういう情報って取り込めないもんかな?
GTSのおもしろい発見もあったし、勉強になりますな←バカ