切り絵

浮世絵を切り絵に

東海道五十三次 白須賀

2020年05月18日 | Weblog

「白須賀」

白須賀という地名の由来は、「白い砂州の上に開けた集落」であった為である。峠の上から遠州灘を一望できる潮見坂は、富士山が見える西方の限界といわれた場所で、反対に京都から江戸へ向かうと、此の汐見坂のあたりが初めて海を見下ろせる場所でもあった。この宿場は渥美半島の村々へ通ずる道の出発点でもあり、賑わっていた。大名行列の一行が黙々と坂を下って来る様子が道の勾配を感じさせる。

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