東海道五十三次 水口「水口」 名物干瓢当時どこにでもあったような風景の中に,夕顔の皮をむく女、それを干す女の手仕事のなかに、夏の佇まいを描く事で広重は水口宿らしさを表現した。自然と人間との係わり合......
東海道五十三次 土山「土山」土山は京に向かう最後の難所で八百八谷といわれた鈴鹿峠を越えた所に在る。宿場の東側を流れる田村川沿いを、雨の中大名行列が通っている。田村川は鈴鹿山脈に続く細く急な川である......
東海道五十三次 坂之下「坂之下」日本画の巨匠・狩野元信が、この場所を通りかかった時、山並みの美しさを描こうとしたが、納得のいく画にならず筆を捨ててしまったことから筆捨山(現在は岩根山)と呼ばれるよう......