切り絵

浮世絵を切り絵に

木曽海道六十九次 軽井沢

2021年06月26日 | Weblog

軽井沢

軽井沢宿の風景で浅間山を背景に、馬上の客と馬子が煙草の火を付けあっている。腰を屈めて焚火から煙管の火を取る旅人の姿には、侘しさが漂う。小田原提灯や焚火の灯りが光源となって、樹木や馬上の旅客を照らし出している。

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一年前のブログ 保永堂版東海道

2021年06月21日 | Weblog
 
東海道五十三次 御油 
「御油 旅人留女」御油は、浜名湖の北岸を迂回する姫街道の分岐点にも当たる交通の要地だった。次の宿場である赤阪の間が東海道中で最も距離が近く(1.7km)宿屋の客引が非常に強引で......
 

 

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木曽海道 坂本

2021年06月18日 | Weblog

「坂本」

刎石山を借景に坂本宿を俯瞰して旅人達で賑わう街道と、その北側の家並みを描いている。この宿場内の街道の長さは392間あり、道の中央には往来する馬の飲み水や防火用に4尺幅の用水が通っていた。用水には17の石橋が架かり、用水の両側との往来がし易くなっていた。さらに家庭用の用水が家並みの裏を通っていた。宿場の家は川の両側で161軒であった。この中で南側の家々は道路と平行して建てると裏鬼門に向いて縁起が悪いというので、各家とも少しずつ北へずらして建ててあった。

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一年前のブログ 保永堂版東海道

2021年06月13日 | Weblog
 
東海道五十三次 吉田
「吉田」吉田宿はかつて「今橋」と呼ばれた。画面の左側に大きく描かれている吉田大橋は、豊川に架かっている橋で、江戸から京都までの間にある四橋の1つである。豊川から伊勢へ行く早船が......
 

 

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木曽海道 松井田

2021年06月09日 | Weblog

「松井田」

大きな松を中心に、緩やかに曲がる坂道を描く。往き来する人もまばらで、荷を積んだ馬ものんびりと歩む、道の傍らに小さな祠があり、それにふさわしい小さな幟が二つ立ち、その傍らには高札棒鼻が立っている。松井田宿は奇峰天に聳える絶壁でなりたつ山容の妙義山を正面に見える所にあるが、その山塊には一顧もせず、ただ平々凡々たる旅路のひとこまを描く。

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一年前のブログ 保永堂版東海道

2021年06月04日 | Weblog
 
東海道五十三次 二川 猿ケ馬場
「二川」 猿ケ馬場二川宿は東海道五十三次三十三番目の宿場町で此れより三河に至る、江戸日本橋より72里余、宿場としては小規模で、町並の長さ東西12町26間、天保14年に家数328......
 

 

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木曽海道六十九次 安中

2021年06月02日 | Weblog

「安中」

両側に迫る丘の間に緩やかな坂が伸びる。路の先は下り坂のようだ。(むしろ)を広げて何か仕事をしている老女らしき農家の人に、杖を突き、笠をかぶった旅人が話しかけている。大名行列の先の方だけを描いた下方の人々にも、安中を旅をする道中の有様が滲み出ている。

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