切り絵

浮世絵を切り絵に

一年前のブログ

2021年02月26日 | Weblog
 
東海道五十三次 島田
「島田」島田宿辺りの大井川は「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と云われたように、川幅も広く水量も多い川渡りの最大の難所だった。東海道にはいくつもの川があるが、幕府......
 

 

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渓斎英泉 木曽街道 大宮宿 冨士遠景

2021年02月23日 | Weblog

大宮宿

大宮宿に入る浦和寄りの付近は大宮原と呼ばれた。大宮原と野原の間三十町許あり、中ほどに立場の茶屋あった。此の付近を六国見と云い、此処から富士山、浅間、甲斐、武蔵、下野日光、上州伊香保などを遠望できた。鍬をかつぐ老人と寵を背負う少女の描写には、田園生活が表現されている。

次回は「上尾宿」

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一年前のブロ

2021年02月21日 | Weblog
 
東海道五十三次 藤枝
藤枝 人馬継立「人馬継立」とは東海道を運ばれる荷物は何度も馬と人足を変えて輸送されていた。この藤枝宿でその人馬継立が行われている様子である。画面右上の問屋場の役人が見守るなか荷......
 

 

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渓斎英泉 支蘓路ノ驛 浦和宿 浅間山遠望

2021年02月12日 | Weblog

浦和宿

中央に描かれている橋は、浦和を過ぎ大宮に近い場所にあった、遠景の多くの小さな家並みは大宮宿である。左側噴煙が出ている山は信州の浅間山で、この絵のが、描かれた頃より約半世紀以前の大噴火があった、未だ此の頃に至っても噴煙を上げていたことがわかる。荷駄を運ぶ馬子と、後ろに付いて馬糞を掻き集める子供がいる。男は馬子唄を歌っているのであろうか。

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一年前のブログ 保永堂版東海道 岡部

2021年02月09日 | Weblog
 
東海道五十三次 岡部
「岡部」難所といわれる宇津谷峠を越えると岡部宿である。昼でも暗い山道は心細い薪を運ぶ木こり、菅笠を被った旅人。奥に見える町へ出入りする様子である。山合の小川は段差で表現されるよ......
 

 

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木曽街道 蕨之驛 

2021年02月01日 | Weblog

「蕨之驛」 渓斎英泉

板橋との間を流れる戸田川は川幅五十五間(100m)あり満水時には1里(4km)にも広がり渡船は不可能になる。戸田の渡しと呼んで対岸に見える葦張りの小屋がある所が戸田村である。この辺りは風光明媚で、西の方向に富士山、大山、秩父の山々が眺める事が出来るが、船客達は風景には無頓着なようである。餌をあさっていた二羽の白鷺が、渡し船の接近に驚いて飛び立って行く。

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