木曽海道六十九次 八幡「 八幡」千曲川を間にはさんだ塩名田と此の八幡の両宿は、中仙道のなかでも最も距離が短い。約3kmの道程で、歩いても50分程度である。描かれている場所は八幡から望月へ行く途......
木曽海道六十九次 塩なた「塩なた」秩父山地に源を発して、浅間山麓を囲繞し、小諸を中心とする佐久盆地と上田盆地を経て、長野盆地で犀川と合流する千曲川の河畔にひらけた塩名田宿の渡し場を描く。渇水期の......
木曽道中 岩村田「岩村田」岩村田は現在の長野県佐久市に成る。シリーズ随一の異色作で盲人の喧嘩場を描き、英泉の体臭を最も発散させている作品である。七人の顔は百面相を見る様で、仁王のようなご......