切り絵

浮世絵を切り絵に

東海道五十三次 二川 猿ケ馬場

2020年06月02日 | Weblog

「二川」 猿ケ馬場

二川宿は東海道五十三次三十三番目の宿場町で此れより三河に至る、江戸日本橋より72里余、宿場としては小規模で、町並の長さ東西12町26間、天保14年に家数328軒だった。副題の猿ケ馬場は次の白川宿に近いところにあったそうだが見当たらず広重の勘違いの様だ。三味線などを弾き、歌を唄いながら物乞いをする瞽女(ごぜ)三人と「名物かしわ餅」の看板をさげる茶店を描き、遠景に姫小松の野が描かれている。

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