「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




昨日は仙台に行って来ました。
あの3.11から5年、仙台空港の周囲はまだまだ荒れ地が残り、仙台以外の地には行けていないのですが、ニュース等で被災地の映像を見るにつけ、復興の難しさを実感しました。

さて、今回は日本脳神経血管内治療学会東北地方会に参加し、日本の脳神経血管内治療のパイオニアである、東北大学高橋明先生の教授退官記念会に出席してきたのです。
私は1992年に、仙台広南病院に明先生の血管内治療を見学にお邪魔して以来のお付き合いです。
先生の最終講演では、これまでのご自身と血管内治療の歴史を「弁証法的唯物論」からご披露いただき、さらに震災で人生が大きく変わったこと、その結果第三の人生として音楽の道を選択されたことを拝聴しました。実際に被災地で色々な活動をされた先生のお話は、大変心に響くものでした。
その後は、全国から集まった仲間(ほとんどが先輩ですが)と明先生を囲んで、ウン十年の思い出話、そしてこれからの人生の夢を、語り合いました。
滝和郎先生曰く、「明先生は先進的で、常に先を行っている」
今回も退官後は音楽の道を志し、音大生になって一から勉強をするとのことです、凄すぎる!
私は、今から大学生をやれと言われてもできないなぁ・・・


明先生、お疲れ様でした。第三の人生を大いに楽しんでください!お集まりの皆さん、楽しい夜をありがとうございました!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )