「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




第32回日本脳神経血管内治療学会二日目の昨日、会長の吉村紳一先生から「神戸宣言」が出されました。
急速な脳血管内治療の進歩とこの1-2年の臨床研究の成果で、急性期脳梗塞に対する血管内治療は有効性が高いと認められました。
逆に、脳卒中治療を謳う上で、適切な血管内治療を提供できない病院はその責任を全うできないということになります。
世界中どこでもそうですが、本邦でも都市部では血管内治療専門医は何とか足りていますが、山間部では土地が広い上に医療者が不足しています。
吉村先生はこの状況を打開すべく、学会をあげて取り組んでいくことを「神戸宣言」として会長講演の中で力強くうちだされました。


「全ての脳梗塞患者を救う体制を出来るだけ早く実現することを目指す」


さすがに吉村先生、1年前の私の会長講演は、元日本代表プロサッカー選手福田正博さんとの「文武両道対談」でしたが、社会に与えるインパクトは大違いです。
私も吉村先生を見習って、真面目に頑張ろう!っと
と言いながら、懇親会では阪神甲子園球場のビールの売り子さん、「甲子園ガール」にビールをいただいて飲んだくれています。

ペドロと根本先生も嬉しそうです。



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