「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




昨日は、大きな台風が西日本を直撃して、大変な一日でした。
被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。

さて、岡山では新幹線・在来線が一日ストップ、天満屋やイオンなど大手ショップも臨時休業です。
岡山大学病院は・・・通常通り業務していました、少なくとも脳外科は。

ただし、私自身はお盆のため手術を入れていなかったので、一日台風の雨風の音を聞きながら、久し振りにオフィスの整理整頓しました。
もう使いそうにない資料を捨てたり、意味なく散らかっているデータを整理したり・・・
ところが、昔の懐かしい資料が出てくると見入ってしまい作業が進まない・・・笑
たまにはこんな日があっても良いですね。

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先週も血管内治療のお手伝いに行って参りました。
岡大での定期の手術を3件無事終わらせて、最終便で東京へ移動、ふぅ〜東京の宿でバタンキュー。
翌日は朝から多摩総合医療センターで治療困難な動脈瘤の血流変更ステント、
太田貴裕先生率いる脳神経外科は多摩地区で多くの症例を治療されており手慣れたものです。
この日も難しい症例をまったく問題なく上手に治療されました、チームワークも良くさすがです。

治療が無事終了後、頼もしい若手達に囲まれてパチリ!

皆さん、これからも頑張ってください!

そして東京から向かったのは・・・東北は青森の八戸赤十字病院、午後遅めからの治療になりましたが皆さん笑顔でお迎えしてくれました。
三崎俊斉先生の症例は脳動静脈奇形(AVM)の出血例に対するONYX塞栓術です。
こちらは若い女性で、塞栓術だけで完治できれば開頭手術が不要となるので、いつも以上に力が入ります。
三崎先生も手慣れたもので、カテーテルをAVM直近に進めて液体塞栓物質ONYXをうまくAVMに注入できました。
この一発でAVMは見事に消失して、最高の結果が得られました。

八戸でもスタッフの皆さんとパチリ!

先月も講演会でお邪魔したところなので、皆さん顔なじみで良い雰囲気で治療できました、感謝です!


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