2月1日 ② (水曜日) 晴
新潟日報 日報抄 記事2月1日
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きょうから2月。
今冬がことさら厳しく感じるのは気温の低下が著しいからか。
外を歩くと、コートやマフラーのわずかなすき間から冷気が入り込む。
家にいても部屋の中がなかなか暖まらない
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▼寒さで体の熱が奪われ、低体温症になり命を落とすことを凍死という。
室内で凍死する人が増えていることは、あまり知られていない。
低体温症というと山岳遭難など屋外で起こるイメージが強いが、
救急搬送された人のうち7割が屋内での発症だったという調査結果もある
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▼夏場は熱中症に注意せねばというのは常識のようになった。
しかし2000~21年の
●凍死者は約2万2千人で、
●約1万6千人だった熱中症死の1・4倍にもなった。
熱中症よりもさらに危険な存在/といえそうだ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼とりわけ体温の調節機能が衰えがちな高齢者は温度への感覚が鈍くなり、
寒さを感じにくくなるという。
取り返しのつかないことになるかもしれない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼切ないのは、
暖房に使う燃料費や電気代が大幅に値上がりしていることだ。
命あっての物種だけど、財布が空になれば生きていくのは難しい。
どちらに転んでもつらい。あまりに厳しいジレンマに、心はいっそう凍り付く。
▼室内での凍死が増えている背景には、
高齢者の独居など孤独が深まっていることもあるという。
この点では熱中症と同様だ。周囲の見守りなど、人の温かさが大切になる。
社会のぬくもりの水準を少しでも上げて、冷えを防ぎたい。
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「冷え性」よりも危険な「低体温」
自覚がないまま進む「低体温」
「冷え性」は、人が寒さを感じない程度の温度環境で、
手足や下半身などが冷えて、つらいと感じる自覚症状のこと。
指先などが冷たくなっていても、
身体の中心部の温度は正常なことが多くあります。
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一方「低体温」は、深部体温(脳や内臓など身体内部の温度)が下がってしまうことをいいます。
自覚がないまま進む「低体温」
深部体温が35度以下になると、激しい震えや、
判断力の低下などの症状があらわれ、「低体温症」と 診断されます
体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、血圧の低下などが起こり、死に至ることも。
自覚がないまま進行することもあるため、
高齢の人や、寒い中屋外作業をする人は注意が必要です。
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★注意!がいるなあ~!
新潟日報 日報抄 記事2月1日
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きょうから2月。
今冬がことさら厳しく感じるのは気温の低下が著しいからか。
外を歩くと、コートやマフラーのわずかなすき間から冷気が入り込む。
家にいても部屋の中がなかなか暖まらない
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▼寒さで体の熱が奪われ、低体温症になり命を落とすことを凍死という。
室内で凍死する人が増えていることは、あまり知られていない。
低体温症というと山岳遭難など屋外で起こるイメージが強いが、
救急搬送された人のうち7割が屋内での発症だったという調査結果もある
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▼夏場は熱中症に注意せねばというのは常識のようになった。
しかし2000~21年の
●凍死者は約2万2千人で、
●約1万6千人だった熱中症死の1・4倍にもなった。
熱中症よりもさらに危険な存在/といえそうだ
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▼とりわけ体温の調節機能が衰えがちな高齢者は温度への感覚が鈍くなり、
寒さを感じにくくなるという。
取り返しのつかないことになるかもしれない
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▼切ないのは、
暖房に使う燃料費や電気代が大幅に値上がりしていることだ。
命あっての物種だけど、財布が空になれば生きていくのは難しい。
どちらに転んでもつらい。あまりに厳しいジレンマに、心はいっそう凍り付く。
▼室内での凍死が増えている背景には、
高齢者の独居など孤独が深まっていることもあるという。
この点では熱中症と同様だ。周囲の見守りなど、人の温かさが大切になる。
社会のぬくもりの水準を少しでも上げて、冷えを防ぎたい。
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「冷え性」よりも危険な「低体温」
自覚がないまま進む「低体温」
「冷え性」は、人が寒さを感じない程度の温度環境で、
手足や下半身などが冷えて、つらいと感じる自覚症状のこと。
指先などが冷たくなっていても、
身体の中心部の温度は正常なことが多くあります。
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一方「低体温」は、深部体温(脳や内臓など身体内部の温度)が下がってしまうことをいいます。
自覚がないまま進む「低体温」
深部体温が35度以下になると、激しい震えや、
判断力の低下などの症状があらわれ、「低体温症」と 診断されます
体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、血圧の低下などが起こり、死に至ることも。
自覚がないまま進行することもあるため、
高齢の人や、寒い中屋外作業をする人は注意が必要です。
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★注意!がいるなあ~!