中さん

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日記(10.3)

2024-10-03 12:00:54 | 日常
2024    10月3日  (木曜日)    ②

毎日新聞   余録
矛盾
 中国古代の楚の国。
 ●盾は絶対に突き通せず、
 ●矛は何でも突き通せると自慢した商人が
 「お前の矛でその盾を突けばどうなる」と問われ、答えに窮した。
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中国古代の思想家、韓非子(かんぴし)が記す「矛盾」の由来の故事だ


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▲前段に儒教批判がある。
 孔子が理想とした伝説の帝王、尭(ぎょう)の時代。
 農民や漁師の争いが起き、後に帝位を継ぐ舜(しゅん)がこれを収めた
 〇韓非子は尭が聖人なら争いは起きず、
 〇舜が聖人なら尭が過ちを犯したことになると冒頭の故事を引いた。
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  ★尭舜を同時に聖人とたたえるのは「矛盾」というわけだ
  ▲「聖人政治」さえ不条理なら今の世に二律背反の矛盾を抱えた政治が少なくないのも当然か。

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 〇国民の安全を守ると言いながら戦線を拡大して
  敵をたきつけるイスラエルのネタニヤフ政権が典型的である


▲〇イスラム組織ハマスや親イランのヒズボラの指導者を殺害し、
  イランから多数の弾道ミサイルで報復攻撃を受けた。
 〇ガザでの戦闘開始から1年。レバノン南部にも侵攻したが、
  イスラエルの安全が高まったとはいえないだろう
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▲イラン側は極超音速ミサイルを初めて使用したという。
 中露などが米国のミサイル防衛に対抗して開発したゲームチェンジャーだ。
 配備が進めば、イスラエルが誇る「アイアンドーム」の守りも突破されかねない

▲どんなに堅い防御(盾)で安全を守ろうとしても、
  それを突破する攻撃兵器(矛)が生まれる
  イタチごっこが続いてきたのが古代以来の戦争の歴史である。
  安全を確実にするには結局、和平の道しかない。
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★しかし憎しみの連鎖は地球が亡くなるまでズーっと続くと思う。
 罪のない人々・子供達が逃げまどう映像を見るたびに
 もし私だったら多分相手側に強い憎しみと攻撃をする気持ちになると思う。
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毎日新聞  余録   

 「似顔絵は和田誠と山藤章二」。
 そう語った作家の丸谷才一さんは
 〇モデルを若く描いて本人にも人気が高いのが和田流、
 〇年をとらせ内面まで描くのが山藤流と評した

▲落語通の山藤さんは
 同学年のライバルを古今亭志ん朝、
 自身を友人の立川談志になぞらえた。


 〇週刊文春の洗練された表紙(和田)と
 〇週刊朝日巻末に連載した毒のある風刺似顔絵「ブラック・アングル」(山藤)。
 〇「イラスト界の巨匠2人の「芸風」の違いをよく言い当てている
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▲山藤さんが87歳で亡くなった。
 8歳で終戦を迎え、国家体制や価値観の大転換を体験した。
 「人間を、国を、政治を……すべてを鳥瞰的に見るようになった」(自分史ときどき昭和史)という。

 その観察眼が風刺にも生かされたのだろう
▲ロッキード事件が発覚した1976年に始まったブラック・アングル

 思い切った見立ての似顔絵で世相を切り取った。
 武者小路実篤の色紙をモチーフに
 田中角栄元首相ら事件の主要人物を野菜のように描いた
 「仲よき事は美しき哉(かな)」は今も語り継がれる

大平正芳元首相を岸田劉生の「麗子像」に模して描き、

 小泉純一郎元首相は赤いポストに顔を描いた。
 当初は「面白い顔ではない」と思いながら「汲(く)めどもつきぬ味わい」を
 見つけたのが小渕恵三元首相という。


 政治家にもファンは多かったらしい

▲石破茂新内閣が発足した。山藤さんならどこを切り取るか。
 早期解散への方針転換で孤立しても信念を貫くイメージが早くも揺らぐ。
 そんな姿が狙われそうである。
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こんなのもあったが・・・今だ悟れず
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日記(10.3)

2024-10-03 10:37:53 | 日常
2024  10月3日   (木曜日)   雨

曇天だ!今にも雨粒が落ちてきそうだ。
気温は昨日に比べ最高気温も10度ほど低そうだ。
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〇6時には小さいがキャベツとブロッコリー苗を植えておいた。育つかな?
 今日は水くれはいらなそうだが一応軽く散水しておく。
 8時ごろから小雨が落ちてきた。
〇玉すだれが咲き始めた。庭が片付かないなあ・・

〇ヤブランも暑さを超えて咲き始めた。

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上毛新聞  三山春秋のコラムに   
 ▼浮世絵は江戸時代、庶民も楽しめる娯楽として爆発的に広まった。
  人気の花魁(おいらん)や歌舞伎役者、風光明媚(めいび)な
  景色などが描かれて飛ぶように売れた。

 ▼明治に入ると、これにジャーナリズム的な要素が加わる。
  「錦絵新聞」である。
  新聞に載ったニュースを短い文章と浮世絵で伝えるもので、
  殺人や強盗、心中といった世間を騒がせる事件ものが多かった。

 ▼天文現象も題材になった。「彗星(ほうきぼし)の圖(づ)」の題がついた一枚には、
  長く尾をひく星を驚きながら見上げる洋装、和装の人たちが描かれている。
  1882(明治15)年9月下旬のこととみられ、
  〈近代未曽有の大星〉がどの方角のどの高さに現れたかが記された。


 ▼天体ショーはいつの時代も人々をわくわくさせる。
  「世紀の大彗星(すいせい)」との呼び声もある紫金山・アトラス彗星が地球に近づいている。

  県立ぐんま天文台によれば今月後半に見頃を迎え、
  条件が良ければ日没直後の西の低い空で観測できそうだという

 ▼彗星は、76年周期のハレー彗星のように定期的に戻ってくるものがある一方で、
  太陽に近づくのは一度きりで二度と帰ってこないものある。
  今回の彗星は後者。1回限りの出合いとなるのも、
  天文ファンのロマンをかき立てる

 ▼錦絵新聞は、ほうき星を「吉凶の前兆」とか「豊年の星」とする
  俗説や迷信を信じないよう呼びかけるものでもあった。

  純粋に楽しめる現代。
  秋の空に長い尾を探してみては・・・とあった。
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