日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

永岡洋治衆議院議員自殺

2005年08月01日 20時16分44秒 | 気まま日記
自民党の永岡洋治衆議院議員が、東京都世田谷区上祖師谷2の自宅で首吊り自殺した。東大法学部卒、農林水産省、03年衆議院茨城7区補選で初当選2期目(亀井派)、54歳だった。(発表によると)遺書はなし。
4月27日の自身のホームページ(現在閉鎖されている、キャッシュで見える部分あり)によると、「私は、政府案(郵政民営化関連法案)に反対の立場である。完全民営化について工夫を凝らせば歩み寄る余地はある」と反対の立場であった。
ところが7月5日に行われた衆議院本会議採決では賛成票を投じた。反対票の多い亀井派であったが、自分の意志を貫いたとは考えにくい。(ホームページとも矛盾する)兎角、議員は選挙があるので、公認とか対立候補とかに弱く、執行部による切り崩しに屈したとの見方が多い。遺書がない(あっても伏せられた?)ので推測でしかないが、エリートの心の葛藤を推し量れない。死ぬなよ!議員になったら投票してくれた有権者に奉仕して欲しかったなあ。自身の良心に従って行動して欲しかった。雑草なら自殺しなかったように思う。エリートの弱さが・・・。いずれにしても惜しい54歳であった。合掌。