清峰高校、敗れる

夏の甲子園、長崎県代表の「県立清峰高校」が、初めて甲子園に来た。１回戦で愛知代表、春のセンバツ優勝校「愛工大名電」を破り、２回戦でも去年夏の準優勝校、愛媛　「済美高校」に快勝した。そして今日、圧倒的な優勝候補「大阪桐蔭高校」に組み合わされた。不運だが仕方がない。２回戦では、１５０キロの快速球で１９奪三振を記録した「辻内投手」に敗れてしまった。
清峰高校は長崎県北松浦郡佐々町（人口１３０００人）という過疎の町にある。石炭産業が栄えた町であった。２００２年までは、郡名からとった「北松南高校（ほくしょうみなみ）」だった。生徒の素行や雰囲気が住民にも嫌われる問題高校であった。０３年学科改変で総合学科が誕生したのをきっかけに、校名変更して「清峰高校」となった。学校の清掃などに野球部が果たした功績も大きい。今では小さい町だが地域の宝に変身しようとしている。生徒数５９０人（女子３９０人、男子２００人）野球部員５４人（男子生徒の1/4）学校からの年間部活予算１３万円（補充は３０００円/月の部費(3000*12*54=194万4000円)だ。（青字部分、サンスポ引用）
「来年も帰って来いよ～！」