黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

アメリカの反ワクチン運動の存在

2017-04-18 10:02:05 | 予防接種
アメリカには反ワクチン運動が存在しているようです

 日経サイエンスの2015年6月号の記事です。題名は「免疫反応」です。
 サイエンティフィック・アメリカンの記事です。

 大統領選挙の予備選に立候補している人たちの発言と編集部の見解が出ています。

 私の技術ではそのまま載せられないので、コピーを載せますから、画面をクリックすると拡大されます。

 その内容は、アメリカでディズニーランドで感染した麻疹の流行(日本の「疫学センター」の麻疹情報に出ています)に端を発した意見の表明をしています。その中で、「子どもに予防接種を受けさせないことを選択した親たちが引き起こした麻疹の流行」と書かれ、「ダフィ下院議員は、予防接種義務化についてこう語った。『どんなモラルと価値観が我が子にとって適切か私は承知している。何かをしろと命じる国はよくないと思う・・・・私は自分の子どもにたいてい予防接種を受けさせているが、それが自分や自分の価値観にそぐわないかもしれないとおもうようなこともある』。『価値観』と言う言葉から察するに、ダフィはヒトパピローマウイルスが引き起こすがんから我が子を守ることに異議がありそうだ。このウイルスはS-E-Xで広まるから。」と書かれています。
 また、眼科医であるポール上院議員は、「・・・予防接種を義務づけるべきではない理由として、こう主張した。『子どもは国のものではない。親御さんのものだ。そしてこれは、自由と公衆衛生の問題だ』。この発言を批判された後、ポールはこう語った。『予防接種反対派のレッテルを張られて迷惑している・・・』」以下略。
 アメリカで、大統領予備選に立候補した人たちがこう発言する程、予防接種反対派の存在が目立っているのではないだろうか。
 なかなか詳細な情報が入って来ないが、その断片がうかがわれる記事です。
 アメリカの情報も、なかなか入って来ていませんが、昔の大統領選に、消費者運動のラルフ・ネーダーや、アメリカ共産党の候補者が出たことは、皆さんは知らないでしょう。

 日本は、アメリカ人に「自由を売り渡して、安全を買っている国民」と揶揄されることもあるのはご存じでしょうか。言われる通り、日本は、アメリカ程自由はなく、いろいろと制限されていますが、その良し悪しはともかく、予防接種に関しても、自由がなくなりつつあります。
 それを阻止する為には、予防接種反対ではなく、予防接種を選択するという人たちの流れを作らなければ、せめて受ける人の5%くらいを占めるように広げたいと思います。
 
 予防接種選択派として、児童虐待などと言われないために、仲間を増やしてはいきませんか。少なくとも、衆参議員選挙などで、候補者が意見表明してくれるぐらいの力をつけていきたいものです。





コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子どもへの虐待、特に性的虐待 | トップ | 獲得免疫の話 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
睡眠 (ニコ)
2017-04-19 07:32:07
子供の睡眠の事ですが今は2歳半の子供は夜12時頃まで起きています。
夜泣きもあり私も朝が弱く予定の無い日は昼近くまで寝てしまいます。
早くに起きても私の体力が持たなく昼にはダウンして1日、無駄に過ごすこともあります。
早く越き遊びに行くのはいいのですが友達との約束などがあった時は外で眠くなりグズりだし大変なのです。
遅くまで寝てると外出先でも走り回り良い感じで友達とも遊んでます。
でも帰ってきたら2時間近く寝てしまい…また、遅くまで起きてます。気持ちよく寝てるのを起こすのはかわいそうなのですが今のままで大丈夫でしょうか?
返信する

コメントを投稿

予防接種」カテゴリの最新記事