グレートバリントン宣言
ハーバード大学クルドルフ教授、オックスフォード大学グプタ教授、スタンフォード大学バタタリヤ教授の3人の感染症の疫学者が2020.10.4に署名。共同署名者多数(これは要約です。)
グレートバリントン宣言―私たちは感染症疫学者および公衆衛生科学者として、現行の新型コロナウイルス政策により人々の身体的および精神的健康が害されることを深刻に懸念している。ここに、「集中的保護」という手法を提言する。
現行のロックダウン政策は、公衆衛生に破滅的影響を与える。その結果、・・・労働者階級や社会の若者たちが最も重い負担を負うことになる。学生たちを学校に行かせないのは重大な不正義である。
これらの政策を実施続ければ、修復不能な損害となり、貧しい人々が不平等に被害を受ける。
新型コロナウイルスによる死亡に対する脆弱性は、若者に比べ高齢者で1000倍高い。事実、子どもにとっては、新型コロナウイルスはインフルエンザなどの多くの脅威に比べ危険が低い。
人々の間で免疫がつくにつれ、ウイルスに対する弱者も含め社会全体の感染リスクは下がる。すべての集団において、最終的には集団免疫(群れの免疫)を獲得する(つまり新規感染率が安定する時期に到る)ことは周知の事実であり、これはワクチンにより補うことができる(ワクチンに頼るのではない)。したがって、集団免疫(群れの免疫)を獲得するまでの間、死亡率と社会的損害を最小限にすることを目標にすべきだ。
最も思慮深い方法としては、死亡リスクの低い人々には普通の生活を許し、自然感染を通してウイルスに対する免疫を獲得するようにし、一方リスクが最も高い人々は保護するのが良い。私たちは、これを「集中的保護」と呼ぶ。
ウイルスに対する弱者を保護する対策をとることは、新型コロナウイルスの対する公衆衛生対策の重点項目であるべきである。例としては、
老人ホームは、獲得免疫をつけたスタッフを雇い、その他のスタッフや訪問者には頻繁に検査を実施する。また、スタッフの入れ替わりは最小限にする。自宅に住む退職者は食料品やその他の生活必需品を配達してもらう。可能であれば、家族との面会も室内より屋外で行なうようにする。などがあげられる。
ウイルスに対する弱者ではない人々は即急に普段の生活に戻るべきである。手洗いや風邪をひいたときの自宅待機などの簡易的な衛生対策を社会全体で行なうことで集団免疫閾値を下げることができる。学校や大学は開校して対面授業をすべきである。スポーツなどの課外活動も再開すべきである。若くてリスクが低い大人は通常通り働くべきである。レストランやその他の商売も開けるべきである。美術、音楽、スポーツなどの文化活動も再開すべきである。リスクが高い人々も希望すればこれらの活動に参加してもよいが、社会全体としては、集団免疫を獲得することによりウイルスに対する弱者を保護するのがよい。以上
ハーバード大学クルドルフ教授、オックスフォード大学グプタ教授、スタンフォード大学バタタリヤ教授の3人の感染症の疫学者が2020.10.4に署名。共同署名者多数(これは要約です。)
グレートバリントン宣言―私たちは感染症疫学者および公衆衛生科学者として、現行の新型コロナウイルス政策により人々の身体的および精神的健康が害されることを深刻に懸念している。ここに、「集中的保護」という手法を提言する。
現行のロックダウン政策は、公衆衛生に破滅的影響を与える。その結果、・・・労働者階級や社会の若者たちが最も重い負担を負うことになる。学生たちを学校に行かせないのは重大な不正義である。
これらの政策を実施続ければ、修復不能な損害となり、貧しい人々が不平等に被害を受ける。
新型コロナウイルスによる死亡に対する脆弱性は、若者に比べ高齢者で1000倍高い。事実、子どもにとっては、新型コロナウイルスはインフルエンザなどの多くの脅威に比べ危険が低い。
人々の間で免疫がつくにつれ、ウイルスに対する弱者も含め社会全体の感染リスクは下がる。すべての集団において、最終的には集団免疫(群れの免疫)を獲得する(つまり新規感染率が安定する時期に到る)ことは周知の事実であり、これはワクチンにより補うことができる(ワクチンに頼るのではない)。したがって、集団免疫(群れの免疫)を獲得するまでの間、死亡率と社会的損害を最小限にすることを目標にすべきだ。
最も思慮深い方法としては、死亡リスクの低い人々には普通の生活を許し、自然感染を通してウイルスに対する免疫を獲得するようにし、一方リスクが最も高い人々は保護するのが良い。私たちは、これを「集中的保護」と呼ぶ。
ウイルスに対する弱者を保護する対策をとることは、新型コロナウイルスの対する公衆衛生対策の重点項目であるべきである。例としては、
老人ホームは、獲得免疫をつけたスタッフを雇い、その他のスタッフや訪問者には頻繁に検査を実施する。また、スタッフの入れ替わりは最小限にする。自宅に住む退職者は食料品やその他の生活必需品を配達してもらう。可能であれば、家族との面会も室内より屋外で行なうようにする。などがあげられる。
ウイルスに対する弱者ではない人々は即急に普段の生活に戻るべきである。手洗いや風邪をひいたときの自宅待機などの簡易的な衛生対策を社会全体で行なうことで集団免疫閾値を下げることができる。学校や大学は開校して対面授業をすべきである。スポーツなどの課外活動も再開すべきである。若くてリスクが低い大人は通常通り働くべきである。レストランやその他の商売も開けるべきである。美術、音楽、スポーツなどの文化活動も再開すべきである。リスクが高い人々も希望すればこれらの活動に参加してもよいが、社会全体としては、集団免疫を獲得することによりウイルスに対する弱者を保護するのがよい。以上
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