KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

日本の暦 七十二候ノ37候

2014年08月07日 14時27分42秒 | 日本の暦

季は秋、 季節は初秋、 24節季は立秋   暦の上では秋となったが、まだ残暑厳しい

37候=涼風至 (すずかぜいたる)  涼しい風が立ち始める時期です

新暦8月7日~8月11日の5日間 

風物詩

「季節」 立秋 : 二十四節季の中で一番違和感があるのが立秋かもしれません。暑さはさらに厳しくなり、日差しも当分衰えそうにもありません。年々、夏が長くなっていくように感じるこの頃です。。反対に、秋が短くなっているような気がします。とはいえ、空を見上げると、入道雲や綿雲と同じ空に、鱗雲や筋雲が浮かんでいるときがあります。

    残暑見舞い : 立秋を過ぎたころから手紙や贈り物など、「残暑見舞い」となります。立秋より前に送るのは「暑中見舞い」ですが、残暑見舞いの期限は特に決められていませんが、暑さが厳しい8月末日までに出しておくのがマナーです。

「花」 撫子(なでしこ) : 「秋の七草」ですが、咲き始めるのは初夏。俳句でも夏の季語です。平安時代は「常夏(とこなつ)」という名で呼ばれていました。中国から渡来した「石竹(せきちく)」を「唐撫子(からなでしこ)」といったのに対して、在来種は「大和撫子」とか「河原撫子」と呼ばれます。 

    夾竹桃(きょうちくとう) : 細い竹に似た葉っぱに、桃の様な花。「半年紅」という異名を持つほど花期の長い花です。原爆が投下され、百年は草木が生えないだろと言われた広島で、真っ先に咲いた花がこの夾竹桃だそうです。

「虫」 キリギリス : 昔の和歌などに登場する「螽蟖」はこうろぎをさします。当時は「機織(はたおり)」と呼ばれていました。「ギース・チョン」という鳴き声を、機を織るときの音に見立てたわけです。秋の季語には入っているが、暑い時季の昼間に、よく草むらから鳴き声が聞こえてきます。

昨年の 七十二候ノ37候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/4b95f5181c0c8ffd048356890a2fac10

前候  http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/6b18007889a9000d6daf7c086ef176b1

次候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/e4a0bb4abf0d881900c16db435178acb