季は秋、 季節は初秋、 24節季は立秋
38候=寒蝉鳴 (ひぐらしなく) 「蜩(ひぐらし)」が鳴き始める時期です
新暦8月12日~8月17日の6日間
風物詩
「虫」 蜩(ひぐらし) : 「寒蝉(ひぐらし)」は「蜩(ひぐらし)」、または晩夏から初秋にかけて鳴く蝉のことを指します。哀愁を誘うセミの「カナカナ」という鳴き声は、今でも夏の終わりを感じさせてくれます。実際、蝉が鳴く時期はまだ暑い盛りですが、蝉は夜明けや日暮れ、または雨の後など、気温が低いときによく泣きます。そのため、秋の訪れを感じさせてくれるのでしょう。蝉の最盛期は7月ですが、俳句では秋の季語とされています。
「季節」 お盆 : 旧暦では、7月13日から15日(16日)の期間に、先祖の霊を祭る行事を行いました。現在ではひと月ずらして行うところが多いでしょうか。簡素化したと言え、墓参りや盆踊りなど、まだまだ大切な風習として残っています。
灯篭流し : 死者の霊を弔うむるため、灯篭やお盆のお供え物を流す儀式を灯篭流しといい、全国各地で行われます。 灯篭流しは、お盆に返ってきた死者の魂を再びあの世へ戻す「送り火」の一種とされており、雛祭りの原型である「流し雛」との類似性も指摘されています。
「花」 女郎花(おみなえし) : 秋の七草のひとつですが、お盆の花と言うイメージを持っている方も多いだろうが、昔の人はこの花に、美しい人を重ねて見ていたそうです。『万葉集』では、「おみな」の部分に「姫」「娘(子)」「佳人」「美人」などが当てられています。黄色い花の咲く女郎花に対して、白い花の「男郎花(おとこえし)」もあります。
昨年の 七十二候ノ38候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/19519f8a0c9dd2285dcdc482186ec5e1
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