FIS スキージャンプ世界界大会(2022年11月5日~2023年4月2日)が終わった。北欧のヨーロッパ勢と常にトップを競い合っている日本人選手の活躍が2022-23の大会でも見られた。試合は成績の良いトップアスリート(エントリーは17ヵ国)ーー女子の場合:40人ないし50人、男子の場合:50人ーーの間で行われ、ジャンプ1本目と2本目の合計で競った。
【参考ブログ:『世界記録更新中・高梨沙羅(女子)& 日本記録更新中・小林陵侑(男子)』(2022/3/8)】
【ハイライト】
★3月26日のフィンランド・ラハティで行われた男子30戦で小林陵侑選手が優勝!
【男子】
小林陵侑 ー 優勝 (ワールドカップ優勝通算30勝)
★3月24日のフィンランド・ラハティでの女子最終26戦で伊藤選手が7位からの逆転優勝!
【女子】
伊藤有希 ー 優勝 (ワールドカップ優勝通算7勝)
★スロヴェニアのプラニツァ(Planica in Slovenia)で行われた世界選手権
3月3日 ー 男子個人戦(ラージヒル)
小林陵侑選手が、世界選手権ラージヒル日本勢20年ぶりに2位の表彰台に上がる
左から2位の小林選手(Ryoyu Kobayashi)、1位のスロベニア・ザイツ選手(Timi Zajc of Slovenia)、
3位のポーランド・クバツキ選手(Dawid Kubacki of Poland)
★2月5日のドイツ・ヴィリンゲンの女子17戦の試合結果:
女子スキージャンプの歴史的快挙‼ 日本、ワールドカップ1、2、3位の表彰台を独占‼
伊藤有希 ー 優勝(ワールドカップ6シーズン目、通算優勝6回目)
丸山希 ー 2位(ワールドカップ初めての表彰台)
高梨沙羅 ー 3位(前日に続き3位、表彰台は通算115回)
左から2位の丸山選手、優勝の伊藤選手、3位の高梨選手
★2月5日のドイツ・ヴィリンゲンの男子20戦の試合結果:
小林陵侑 ー 2位(ワールドカップの表彰台、通算49回。優勝通算29回)
左から2位の小林選手、優勝のノルウェーのグラネルド選手、3位のノルウェーのタンデ選手
▢日本人選手の成績
女子:
高梨沙羅(Sara Takanashi 1996~)
3位 =2回
(個人総合10位)
伊藤有希(Yu-ki Ito 1994~)
優勝 =3回
2位 =1回
3位 =1回
(個人総合8位)
丸山希(Nozomi Maruyama 1998~)
2位 =1回
3位 =1回
(個人総合12位)
男子:
小林陵侑(Ryoyu Kobayashi 1996~)
優勝 =3回
2位 =3回
3位 =2回
(個人総合5位)
中村直幹(Naoki Nakamura 1996~)
3位 =1回
■YS
今シーズンの日の丸飛行隊は、成績が振るわないですね。
何か、日本人に不利なルール改正でもあったのでしょうか?