誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

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ラスベガス/ Las Vegas (スペイン語で「肥沃な平原地」)

2017-10-03 | 米国事情





一昨日(現地時間2017/10/1)、全米一安全だと思われていたネバタ州(Nevada)ラスベガスで大惨事が起きてしまった。大変残念である。

ラスベガス(Las Vegas = スペイン語で「肥沃な平原地」英語訳は "meadows")は1905年に街が出来てから長年、ギャンブルできる場所、ビジネス・国際会議が頻繁に行われる場所として知られてきた。現在約65万人の人口に膨れ上がってきたが、この数十年前から「"男"がカジノで楽しむ所」から「"女性/子供/家族"がエンターテイメントを満喫する所」に様変わりした。現在、約300のホテルがあり、数十の超高級ホテルではホテル屋内外の広大なスペースにド派手できらびやかなネオン・カジノ・ゲームマシーン・テーマパークなどのアミューズメントほか、世界の一流エンターテイナーによるショーやミュージカルなど24時間営業している! 特に夜は何とも言えぬ想像を絶する光景であり、そこにいると「人間の"欲"を自由に満たせる」かの如く錯覚におちいる! カリフォルニア州(California) のデズニーランド、フロリダ州(Florida) のウオルト・デズニーワールド、東京デズニーランド、大阪のユニバーサルスタジオなどの楽しさとは、ちょっと違う。

街の近郊には、ルーズベルト大統領(Franklin D. Roosevelt 第32代大統領・1933~1945) のニューディール政策(New Deal) 時代の1936年にフーバーダム(Hoover Dam) が完成し、ダムから得られる豊富な電力で近郊ネバダ砂漠に軍事基地や核実験場が建設され街は大変潤った。当初はマフィアが街を牛耳っていたが、その後、合法的な不動産会社やホテルチエーン、大富豪などがホテルやカジノの経営権を引き継ぎ「安全な街」として栄えている。

観光としては、隣のアリゾナ州(Arizona) にあるグランドキャニオン(Grand Canyon) がお勧めで、ベガスからセスナ機で片道40分で日帰り(費用約300ドル)で戻ってこられる。断崖(cliff) は平均の深さ約1200m、長さ446km、幅6km~29kmで面積は約5000km2。東京都が2つ以上ぽっくりと入ってしまうほどの大きさの渓谷であり、見応えは十分である。

今回、悲惨な事件が発生してしまったが、チャンスがあったらぜひ訪れてほしい場所である。余談だが、2度目か3度目だったと思うが、一人で2泊3日で訪問する機会があった。安いホテルに予約を取って、その近くの高級ホテルのカジノ・フロアでスロットマシーンを48時間寝ないで興じた事があった‼ そんな事が出来た若い頃を今、思い出した。■YS


【参考ブログ】
『アメリカ合衆国の第一外国語「スペイン語」/ Spanish Language in the US』 (2010/9/18)


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