誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

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なぜ、米国が世界で嫌われるのか?/ Why Is the US Disliked in The World?

2012-07-28 | 米国事情
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理由は色々あると思うが、大きな要因は2つあると考える。

1つは戦争である。米国は独裁主義者が牛耳っている国、また共産・社会主義主体のシステムをとっていて人々の自由・人権が損なわれている国を極力嫌う。世間一般では、「米国民主主義の押しつけ」、「帝国主義的な世界支配」、「他国への内政干渉」、「白人優位主義」、「余計なおせっかいをする国」などなどと、米国を非難する。だが、米国は戦争をおこしてでも自由主義を守ろうとする。なぜなら、2つ前のブログ(4/27)に書いた通り、アメリカ人は「聖書主義」の根深い信仰者であり、「自由の敵とは結局戦うしかない」という世界建設の使命感を強く持った人々だからである。

2つ目は各国の自負からくる米国への妬みである。「自分の生まれた国は素晴らしい、世界最高の土地である」と思うのはあたり前のことである。でも、米国の社会を一旦知ってしまう・味わってしまうと、この考えが一変する。それは毎年、数百万人の世界の人たちが研究目的で渡米、あるいは留学、あるいは移住することが証明している。もしこの国に魅力がなければ、そんな事が起きる筈がない。誰もが『自由』の尊さ、人間として生きる素晴らしさをこの土地で思い知らされる。

「自由の定義」はいくつかあるが、一言でいうと『他人に干渉しない、他人から干渉されない』と自分は考える。そして法律、社会規則、秩序を乱さなければ「何んでもあり」が米国である。これは『アメリカン・ドリーム =【広辞苑】誰にも平等な機会が保証されているアメリカ社会では、人は才能と努力次第で成功し、社会的・経済的に限りなく上昇できるとする考え方』にも通ずるところがある。日本人のほとんどが、日本は自由の国だと信じている......が、この『真の自由』は残念ながら日本にはない。(米国以外の、世界194か国のどこの国にも存在しないと察するが。)この『自由』は、人間が生きて生活をする最高の場を提供する。そんな『自由』を、国・人種・文化・宗教の違いによって、時には世界のある人たちは、うっとうしく感じるか、だらしなく思うか、あるいは毛嫌いするからである。■YS

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