今日はヨットの講習会の4日目に行ってきました。先週は暑かったので、今日はウエットスーツは着ないで、上は長袖を着たのですが、下は水泳パンツだけだったので、思ったより寒くて、失敗でした。天気予報によれば最高気温は25度だったのですが、最低気温は8度。ヨットの講習会は朝9時から始まったので、その頃の気温は13度ぐらいだった気がします。
ヨットクラブには開始時間の20分程前に到着したので、建物の中で待機していると、フンの2人のお子さんがウエットスーツに身を包み、僕の近くに座って子供のヨット講習会が始まるのを待っていたので、彼らと少し話す時間がありました。
息子さんが小学一年生のオーウエン、娘さんが、小学三年生のローラ。お母さんのフンはオーストラリアで生まれましたが、お爺さんとお婆さんはベトナムからの移民だそうです。お父さんのご両親はアイルランド人で、夏休みには、ご両親がオーストラリアの孫たちに会いに来て、一緒に南オーストラリアを旅行するのだそうです。彼らは白人とアジア人とのハーフですから、やはり僕の子供達が小さかった時のようなハーフの顔つきをしています。
今日はフンとヨットの練習をしたので、練習中、フンに、
「先程、待っている間に、フンさんのお子さんと話したのですよ。お二人とも、精神年齢が高く、はきはきと話すことができる立派なお子さんですね。多くの子供達は今頃スクリーン(画面のあるもの)でゲームをしたり動画をみているでしょうね。お子さん達は、小さい時からヨットの練習ができてとてもラッキーな子供達ですね。」と僕が言うと、
「子供達にはスクリーン(画面のあるもの)を買い与えていないの。これからも週末は色々な活動をして、子供達を出来るだけスクリーンから遠ざけようと思ってるわ。」とおっしゃっていました。
僕も子供達が中学生になるまで、スクリーンは買い与えませんでした。小学校の間は画面の代わりに図書館で借りた本を読ませていたのです。幼稚園くらいまでは、日本から持ってきた日本語の絵本も読み聞かせました。これらの努力が実ってか、子供達は英語の読解力や作文が得意なようで、何よりも、二人供、読書が趣味になったようです。また、親が2つの言語を話す環境で育てたのは、良かったと思います。
2つの言語を話す子供は、脳に良い影響を与えるそうで、1つの言語しか話せない子供より知能が高くなる傾向がある、とどこかで読んだことがあります。それも学校で外国語を教える理由の一つだとか。日本では高校3年生まで英語は必修科目ですが、オーストラリアの殆どの学校では、中学3年か高校一年から外国語は選択科目になります。外国語は覚えることが沢山あるので、こちらでは高3まで続ける生徒は10パーセントくらいになってしまうようですが。
子供の時には、出来るだけ脳に刺激を与えるような、様々な環境を経験させ、色んな人と話させるのは、脳の発達にとても重要ですよね。
では、明日も、このブログでお会いしましょう。