オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

ハイキングとスキーのワックス塗装

2023年09月20日 14時41分09秒 | ハイキング

今朝、天気予報を見ると、下り坂だったので、今日は、午前中にハイキング、午後からはロッジ(山荘)でゆっくりすることにしました。

ぐっすり寝られたので、起きたのが遅くて7時半ごろ、山荘を出発した時間は8時45分と、昨日より1時間遅くなりました。今日、行ったのは、シルバー・ブランビー小屋で、ロッジから1時間ぐらいで辿り着くことが出来ました。

この小屋の歴史は、その昔、カウボーイ達が、牛を引き連れて高原に来た時に泊まった掘っ立て小屋だったようです。100年以上の歴史があって、一度、山火事で焼失したようですが、昔の寸法そのままで、新しく建て替えられたようです。

小屋の広さは8畳間ぐらいでしょうか。石で作られた暖炉があって、薪なども備え付けてあり、非常時には避難小屋として使えるようになっています。

この小屋はスキーリフトの直ぐ近くですから、スキーに飽きたら、この小屋に入って、暖炉に火をつけて、お昼ご飯を作って食べるのも面白そうです。

残念ながら、非常時以外は、小屋で泊まることは禁止になっています。多分、その理由は、無料で宿泊が出来るとなると、沢山の人がこの小屋に泊まりたがり、小屋が一杯になって泊まれない人も現れた場合、却って危険だからではないかと思います。

昨日のブログで書き忘れたのですが、、、昨日、ハイキングから帰って、ミカンとチョコレートのおやつを食べていたら、ロッジに泊っているリンダが、これからスキーにロウ(固形ワックス)を塗ると言うので、僕が、「是非、ワックスの塗り方を見たいです。」と言ったら、「ワックスの塗り方、教えてあげるわよ。」と言ってくれました。

スキーは、シーズンが終わったら、滑走面(スキー板の裏側)にロウを塗っておいて、次のシーズンが始まる前に、ロウを剥ぎ取るのです。そうすることで、夏の間、スキー板を乾燥から守り、ひび割れが起こるのを防ぎ、スキー板の横のスチールが錆びるのも同時に防ぐことが出来るそうです。

今シーズンが始まる前に、スキーの専門店で、ワックスがけを頼んだら、20ドルかかりました。なので、毎年、自分でワックス塗装が出来れば、かなりの節約になります。

ロッジにある4畳ほどのワックス室にスキーを持って行き、固定具を台に固定し、次にスキーのバインディングにも別の固定具を装着し、スキーの滑走面を上向きにして板を固定します。

次に、温めたアイロンにロウをつけて、溶けて来たロウを板の上にまんべんなくこぼしてから、アイロンで円を描く様に当てて、ロウを全面に広げます。

これで、スキーのワックスがけは完成です。来シーズンの始まる前に、ロウソクを定規のような硬い真っすぐなプラスチックで、綺麗にそぎ落とせば、良く滑るスキーになるのです。

リンダのスキーのワックスがけが終わったら、リンダの友達のリンのスキーのワックス塗装を僕にやらせてくれました。初めは、戸惑いながらしましたが、2本目のスキーは余裕で出来るようになりました。リンのスキー板の次は、僕のスキーもワックス塗装をさせてくれることになりました。

僕のスキーは、中古で安かった(1万円)こともあり、ちいさなキズがあったのですが、、、リンダは黒いプラスチックの棒に火をつけて、ロウの様に板の上に溶かして、キズを直してくれました。その後、自分の板をワックス塗装しました。3人でスキー板をロッジの地下にあるスキー保管庫に入れて、来年のスキーの準備が整いました。

スキーロッジの会員になって良かったことの一つは、スキーに関する知識を経験のある会員から学べることです。スキー塗装が上手になったら、今度は僕がこのロッジに来た人にワックス塗装のやり方を教えてあげたいと思います。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

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