続いてもゲームの話。
1.“Final Fantasy 4”
波瀾万丈という4文字が1番似合うのではないか、という作品である。やたらと登場キャラクターが、倒れるという特徴あるシナリオに、驚かされる。また、裏切りもしっかりあって、更に話に磨きがかかっているのが、この作品である。
私は以前も書いた通り、“Easy Type”から入った口…なのだが、実は、しっかりオリジナル版を先にやっていたりする。結局途中で行き詰まって辞めてしまったし、借り物でもあったというのがある。
そしてちゃんと手に入れた時が、“Easy Type”だった。失敗の教訓を活かして、「ガイドブック」を入手し、先々進めて行った。その後、しっかりとオリジナル版を入手する。
“Final Fantasy”と言えば、クリスタルだが、闇のクリスタルまで登場するのが、このシリーズ4。クリスタル、水晶という事になるが、火・水・土・風と4種類。地球と我々を繋ぐ物になるが、闇もまた然りなんだろうか?夜という意味で。
その4種に合わせるかの様に、ボスキャラもいて、挙句の果てには、4つ全て結合して出て来るのがなかなか楽しい。
そして、登場キャラに目を向けてみると、主人公の盟友の「カイン」が一つ注目されるが、裏切りの龍騎士として活躍する場面すらあるけれど、根底に、「主人公への嫉妬やライバル心」なる物もそこにはある様に思う。ヒロインの「ローザ」を巡る話もあると私は思うが、そんな心の陰なる部分に共鳴して、裏切りが起きるのかそれとも最初から、主人公とのライバル役に徹する意味で、とった行動なのかは解らない。邪悪な力に操られていた事になってはいる。
一方で、主人公の境遇を見てみると、実は親無子となっている。ちなみに、先程話した『ドラゴンクエスト4』の主人公・勇者と『ドラゴンクエスト5』のヒロイン役の「ビアンカ」そしてヒロインにもなりえる「フローラ」も、実は親無子である。里親はいるにしても、割合、物語を見てみると、そういうのは多いが、繋がりが1つある。出生がはっきりとしないのが、物語の深みと言うべき物がある。謎解きの1つにもなろうが、気になる所である。
あとこの話で気になるのが、召喚士リディアと忍者エッジ。2人は将来必ず結ばれ行く様な気がしてならない。
このストーリーの良い所は、キャラクターの職業がバランス良く固定されていて、使い勝手が後半~終盤にかけて良い気がする。忍者エッジが戦力に欠ける場合もあるが、かなり洗練されている。途中、魔導士の扱いが面倒な所は否めないにしても、やはりやり易くはある。固定されていてつまらない、というのがあるかも知れないが、私は割合良いのではないかな、と思う。 また冒険の舞台が、地球だけでなく、宇宙の月にまでおよび、なかなか考えられているなと思う。そこに、最強幻獣がいるのも、単純な発想であっても、なかなか面白い。ヒントはさながら、月のうさぎにでもあったのだろうか?
一方で、この作品は「空」への憧れが強いのか「飛空艇」の存在が物凄く大きい。2台、最終的に入手する形になるが、かなり想い入れがありそうだ。
2.“Final Fantasy 5”
私は、シリーズ4より、こちらを先にプレイしていて、それが“Fainal Fantasy”というものを知るきっかけにもなった。
この作品も「クリスタル」の存在があるが、科学文明の力の源であり、生活の重鎮と言える存在になっている。かなり進んだ世界の中で、主人公達は生きているんだな、と思う。
またクリスタルを通じて、ある意味では、今にして思うと、「地球環境」への問題提起もあったのかなと思う。そしてそのクリスタルが、登場人物達と繋がるので、かなり、洗練されている感じがする。火を勇気、水がいたわり、土が希望、風が探求という心を持つという訳だが、考えたなぁと思う。
一方で、物語の前半はともかくとして、後半からは、主人公を除くと、全てが女性キャラになるのが一興である。こういう展開は、かなり珍しいのではないか、と思う。
そして、タイトルの“Final Fantasy”最後の夢に相応しく、最強のボスキャラが2体あって、しかも倒さなくても物語の展開には10パーセント位しか影響しないという素晴らしい構成になっている。何を隠そう、「オメガ」そして「しんりゅう」(漢字にすると、神龍となるのだろうか?)、「ギルガメ」。「しんりゅう」については多少、ドラゴンクエストを匂わす物があるが、よく考えられているなぁと思う。何れも最強のボスキャラで、闘うのが大変である。
空への憧れが前作のシリーズ4では、強かったが、このシリーズでは、主人公が過去のトラウマから、高いところが苦手というのも面白い。また、『ドラゴンクエスト5』と似ているのが、モンスターそして龍と主人公達の距離が近い所がある。「飛龍」、「シルドラ」の2つ。「シルドラ」はさながら「シールドドラゴン」だろうか?硬い体で出来ているとかあったりしたら楽しい。あるいは、海の“Sea”と“Dragon”をくっつけてシードラで訛ったりしたのかは解らない。
2作品とも思い入れの深いゲームとなっているが、やはり、出るべくして世に出て受けたんだなぁと思う。私も随分、暇作ってやりこんだんだなぁと思う。
1.“Final Fantasy 4”
波瀾万丈という4文字が1番似合うのではないか、という作品である。やたらと登場キャラクターが、倒れるという特徴あるシナリオに、驚かされる。また、裏切りもしっかりあって、更に話に磨きがかかっているのが、この作品である。
私は以前も書いた通り、“Easy Type”から入った口…なのだが、実は、しっかりオリジナル版を先にやっていたりする。結局途中で行き詰まって辞めてしまったし、借り物でもあったというのがある。
そしてちゃんと手に入れた時が、“Easy Type”だった。失敗の教訓を活かして、「ガイドブック」を入手し、先々進めて行った。その後、しっかりとオリジナル版を入手する。
“Final Fantasy”と言えば、クリスタルだが、闇のクリスタルまで登場するのが、このシリーズ4。クリスタル、水晶という事になるが、火・水・土・風と4種類。地球と我々を繋ぐ物になるが、闇もまた然りなんだろうか?夜という意味で。
その4種に合わせるかの様に、ボスキャラもいて、挙句の果てには、4つ全て結合して出て来るのがなかなか楽しい。
そして、登場キャラに目を向けてみると、主人公の盟友の「カイン」が一つ注目されるが、裏切りの龍騎士として活躍する場面すらあるけれど、根底に、「主人公への嫉妬やライバル心」なる物もそこにはある様に思う。ヒロインの「ローザ」を巡る話もあると私は思うが、そんな心の陰なる部分に共鳴して、裏切りが起きるのかそれとも最初から、主人公とのライバル役に徹する意味で、とった行動なのかは解らない。邪悪な力に操られていた事になってはいる。
一方で、主人公の境遇を見てみると、実は親無子となっている。ちなみに、先程話した『ドラゴンクエスト4』の主人公・勇者と『ドラゴンクエスト5』のヒロイン役の「ビアンカ」そしてヒロインにもなりえる「フローラ」も、実は親無子である。里親はいるにしても、割合、物語を見てみると、そういうのは多いが、繋がりが1つある。出生がはっきりとしないのが、物語の深みと言うべき物がある。謎解きの1つにもなろうが、気になる所である。
あとこの話で気になるのが、召喚士リディアと忍者エッジ。2人は将来必ず結ばれ行く様な気がしてならない。
このストーリーの良い所は、キャラクターの職業がバランス良く固定されていて、使い勝手が後半~終盤にかけて良い気がする。忍者エッジが戦力に欠ける場合もあるが、かなり洗練されている。途中、魔導士の扱いが面倒な所は否めないにしても、やはりやり易くはある。固定されていてつまらない、というのがあるかも知れないが、私は割合良いのではないかな、と思う。 また冒険の舞台が、地球だけでなく、宇宙の月にまでおよび、なかなか考えられているなと思う。そこに、最強幻獣がいるのも、単純な発想であっても、なかなか面白い。ヒントはさながら、月のうさぎにでもあったのだろうか?
一方で、この作品は「空」への憧れが強いのか「飛空艇」の存在が物凄く大きい。2台、最終的に入手する形になるが、かなり想い入れがありそうだ。
2.“Final Fantasy 5”
私は、シリーズ4より、こちらを先にプレイしていて、それが“Fainal Fantasy”というものを知るきっかけにもなった。
この作品も「クリスタル」の存在があるが、科学文明の力の源であり、生活の重鎮と言える存在になっている。かなり進んだ世界の中で、主人公達は生きているんだな、と思う。
またクリスタルを通じて、ある意味では、今にして思うと、「地球環境」への問題提起もあったのかなと思う。そしてそのクリスタルが、登場人物達と繋がるので、かなり、洗練されている感じがする。火を勇気、水がいたわり、土が希望、風が探求という心を持つという訳だが、考えたなぁと思う。
一方で、物語の前半はともかくとして、後半からは、主人公を除くと、全てが女性キャラになるのが一興である。こういう展開は、かなり珍しいのではないか、と思う。
そして、タイトルの“Final Fantasy”最後の夢に相応しく、最強のボスキャラが2体あって、しかも倒さなくても物語の展開には10パーセント位しか影響しないという素晴らしい構成になっている。何を隠そう、「オメガ」そして「しんりゅう」(漢字にすると、神龍となるのだろうか?)、「ギルガメ」。「しんりゅう」については多少、ドラゴンクエストを匂わす物があるが、よく考えられているなぁと思う。何れも最強のボスキャラで、闘うのが大変である。
空への憧れが前作のシリーズ4では、強かったが、このシリーズでは、主人公が過去のトラウマから、高いところが苦手というのも面白い。また、『ドラゴンクエスト5』と似ているのが、モンスターそして龍と主人公達の距離が近い所がある。「飛龍」、「シルドラ」の2つ。「シルドラ」はさながら「シールドドラゴン」だろうか?硬い体で出来ているとかあったりしたら楽しい。あるいは、海の“Sea”と“Dragon”をくっつけてシードラで訛ったりしたのかは解らない。
2作品とも思い入れの深いゲームとなっているが、やはり、出るべくして世に出て受けたんだなぁと思う。私も随分、暇作ってやりこんだんだなぁと思う。