今日が成人の日だったのか、と今ごろ思う。明日は天候不純らしいので今日でなにより。
成人になることをかつては渇望していたように思うが今、成人になってみて、自由になったものの、山と谷の落差が激しい。
子供のまま、成人になってしまった私は、恥人だなと思う所。
30過ぎて今更な話ではあるけれど、平成が25年目になり、5代の平成生まれの諸氏方が20になっていくのを見ていくと、ファンのシンガー“S”と言う歌じゃないが、古ぼけて行く気がして。だからと言って息切らして張り合うつもりもないないけれど、若々しいって良いなと思う。
中途半端に年齢だけは大人と言われる歳になってみたものの、これまたファンの歌手の“30's blue”よろしく息苦しさと憂鬱を感じてしまう。
「見えないものがないから夢を見ることも出来ずに、少年達は今夜も眠れない拳をもてあます……この街で、ありたっけネガティヴを抱えたまま転がり続ける」
(篠原美也子“30's blue”より引用)
変わりたくても変われない、変わらない私は今夜も憂鬱な月曜日を迎える。